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レインボーブリッジを渡りお台場のショッピングモールに着いた。
あるイタリアンのお店に入る。
各テーブル個室風になっていて見えるのは足元だけ。
通された所は窓側で
レインボーブリッジや東京タワーなどが見える。
とっつーと向かい合って座る。
適当に注文をした。
「夜景綺麗だね…。」
『そうですね!
とっつーにご飯に誘ってもらえて嬉しいです!』
「そう言ってくれると嬉しいよ!」
微笑むとっつー爽やかだなぁ♡
『あの…昨日はご迷惑おかけしました…。』
「気にしないで。」
『修羅場過ぎて笑っちゃうよね』
と苦笑い。
「そんなことないよ。
なんで山田かはっしー選ばなかったの?」
『涼介くんは前に他の女の人と居るの見ちゃったし、
あの怒った時の変貌がショックだった。
良亮はもし付き合ったとして別れたときに幼馴染みに
戻れるか不安だったから…。』
「はっしーはAちゃんのこと
いつまでも大好きだと思うけどね…。」
『でも、もう当分恋愛はしなくていいや!』
「好きな人いないの?」
『いないと言ったら嘘になるっていうか…。
少し気になるなぁ…。って人はいますけど
今はいいです。それよりツアーが楽しいです!』
「そっか!俺たちもコンサートやってて楽しいよ!」
『河合くん楽しいー!!って何回も言ってましたよね!』
「言ってたね!
自分が楽しむのも大切だけど楽しませる側なのに。」
『きっと河合くんのファンはそんな楽しんでいる
河合くんを見て楽しいのかもしれませんよ?
とっつーのソロ曲、、、好きです。
ドラマもVもDolphinも…。』
「ありがとう。」
口には出さないけれど照れているとっつー。
このあとご飯を食べて外に出た。
そして、外を少し散歩。
キレイな夜景を見ながら…。
『あっ!』
急に停まった。
「どうしたの?」
『………。終電ないですよね…。送ります。』
「タクシー捕まえるからいいよ。」
『送らせてください。』
「じゃあ、お言葉に甘えて…。」
車に戻りとっつーの道案内で家まで送る。
マンションの前に着いた。
「今日はありがとう。もし良かったら寄っていかない?」
『………。夜遅いので…。またご飯誘ってください!
その時はお家寄らせてください!』
「うん。おやすみ」
『おやすみなさい。』
とっつーは車を降りた。
ドアが閉まるのを確認して車を出した。
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作者名:197561549 | 作成日時:2017年11月28日 23時