恋に恋して part2

惚れ込み過ぎ？ 裕太side ページ38

裕太「なに？」


わざと、冷たい声だす。
俺のヤキモチ、終わってないよ？


A「ぁ…えと…」


急に、自分のしたこと、恥ずかしくなったのか
ほっぺた赤くさせて、目そらす。

可愛い…。


裕太「ミツの家で、何してたの？」

A「話…聞いてもらってたの…」

裕太「話？なんの？」

A「えっ…と…」


はぁ?待って、なんでそこは、言えないわけ？
俺に知られたらヤバイ話なの？


裕太「言えないなら、もういい。帰る」

A「ちがっ…待って、裕太!!」


立ち上がった俺に、慌てて抱きつくA。
なんで、女の子ってこんな、柔らかいのかな。

ふわふわしてる。いい香りもするし。

そんな、のんきなこと考えてる俺とは別に
すっげー、Aは焦ってる。


A「ホントに違うのっ…」


別に、疑ってもないし、怒ってるわけでもない
単なるヤキモチ。


裕太「分かった…帰んないから…泣かないで」


あー…俺、絶対Aがもし、浮気してて
それを知っちゃったとしても、Aのしたことなら許せる気してきた。

Aが、誘ったんだとしても、Aは悪くないってなりそう。
浮気相手を勝手に憎んで…

あとは、意識繋ぎ止めなかった俺が、悪い。

そう思っちゃいそう。


ま、もしもの話だしAは、浮気なんてしないけど…


それぐらい、振り回されても…翻弄されてもいいかもなんて、思っちゃってる。

やば…俺、惚れすぎかも

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