恋に恋して part2

お昼休み ページ30

-昼休み-


花凛「で、昨日何があって付き合うことになったんですかー？」


お昼ご飯、いつものように花凛と食べる。
華菜ちゃんは委員の仕事か、マネの仕事で
最近、休み時間は教室にいない。

サッカー部は、強化ウィークだし
学級委員は、卒業製作で忙しいみたい。


A「何ってことはないよ、別に///」

花凛「告られたんでしょ？」

A「なんで、知って…」

花凛「たまね、相談してたのよ。私に。Aが好きかもって」

A「えっ!?じゃあ、花凛、知ってたの!?私の気持ちも、ゆーたの、気持ちも…」

花凛「うん、ばっちり(笑)」


なにそれぇ…。じゃあ、花凛、私たちが両思いって、知ってたんだ。

そんな話してたら、ガラッて教室のドア開く。


華菜「あー、もう。すっかり、お昼食べる時間なくなっちゃうよ…」


忙しそうに、華菜ちゃんが、入ってきた。


花凛「おつかれー。」

華菜「強化ウィークの、メニュー、みっくんがいないから、なかなか決まらなくて…」

A「忙しそうだね…華菜ちゃん…」

華菜「うん、でもね。たまちゃんが、メニュー決めすごい協力してくれたから」


ゆーた…そりゃそうだよね…部活だもん…
分かってても…つらい…


お昼休み終わって、午後の授業になるのに、
いつメンの男子帰ってこない。


A「屋上かな？私、様子見てくるよ」

華菜「私も」


そしたら、華菜ちゃん来るの嫌だって思うより先に顔に出ちゃったみたい…

花凛「私もいくよ」


花凛が、私の手握ってくれた。
嫌だっての、花凛に気づかれちゃったみたい…

ありがと、花凛…

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