恋に恋して part2

緊張する ページ26

-翌日-

A「おはよ…」


眠い目、こすりながらリビングで朝ごはん食べてたお姉ちゃんに、あいさつ。

お姉ちゃん、女子大に通う大学生で美海って名前。
んで、高校生の年下の彼氏がいる。


美海「ねー…Aって、彼氏いたっけ？」


彼氏…いいんだよね？ゆーた、彼氏で…


A「うん…一応…」

美海「優しい？」

A「うん。すっごい優しい…」

美海「そっか…」


お姉ちゃん、彼氏と…何かあったのかな…？

お姉ちゃんって、妹の私から見てもすっごく可愛い。
小柄で…ちょっと古いけど、森ガールって感じ。


A「私、そろそろ行くね？お姉ちゃん…あんまり悩んじゃダメだよ？」

美海「ありがと…」


力なく笑ったお姉ちゃん。
心配だったけど、ゆーたとの待ち合わせ時間になっちゃう。


待ち合わせ場所いくと、もう、裕太いた。


A「おはよっ。遅くなっちゃってごめんね…」

裕太「あ、おはよ。大丈夫だよ？行こ」


優しく手、繋いでくれた。
腕通しが当たってる…

ドキドキする…


裕太「顔、かたいよ？あ、もしかして、手繋ぐのやだった？」


すごい焦って、ゆーたが手離した。
違うのに…緊張してただけ…


A「違うよっ…緊張してただけ…だから…」


そんなこと言ったら、また緊張。

裕太「そうなの？よかったぁ…Aに、拒否られたら、死んじゃうよ(笑)」


照れくさそうに、でも無邪気に笑う裕太。
ほんと、女の子顔負けの可愛さ…

そしたら、何事もないように、また繋がれた手。

こういうとこは、男っぽくて…
私、ほんとに裕太のこと、大好きみたい…

嬉しい… 裕太side→←Forever with u 裕太side

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