私の師匠はあの奇術師です 〜second〜

想い人 ページ9

ゴンside




レイラに1番最初会った時は仲良くなれるか分からなかったけど諦めず話しかけるうちに心を開いてくれるようになった

それが嬉しくて何回も何回も話したくて近づいていた


けどある時気づいちゃったんだ


レイラの傍にはいつもヒソカがいて二人とも楽しく話している

あのヒソカもレイラも笑っているんだ


それを見た時心が少しだけ痛んで悔しかった



なんでヒソカなの？なんでヒソカには笑ってくれるの？

なんで俺じゃないのって…


確かにレイラには笑っていて欲しいけど

なんか、こう…なんて言えば分からないけど

レイラの笑った顔は凄く綺麗で可愛くて

他の人には見せたくないって感じで…

俺やキルアだけに見せて欲しくて…





それをキルアとクラピカに話したら二人ともビックリしてた(レオリオは寝てたから話せなかったけど…)



ゴン「なんで二人ともそんなに驚いてるの？」

キルア「いやだってお前それじゃあレイラのこと「まぁ、ゴンがそうしたいならすればいいさ、私達は応援するよ」…」

ゴン「クラピカ…俺頑張る！」




キルア(なんで止めたんだよ…)

クラピカ(こういうのは本人自身に気付かせるものだ、私達は見守っておこう)

キルア(…分かったよ…)




キルアは何か言いたそうにしてたけどクラピカは応援してくれるって言ってくれた


もっとレイラのことを知りたい

もっとレイラと話したい

もっとレイラの傍に居たい


俺の頭の中はそんな事でいっぱいになっていた




そんな中四次試験が始まってレイラが出発する

俺は最後の方だったから直ぐには出発出来なかったけど出発してすぐレイラを探した


見つけた場所は少し大きな川辺がある所だった


「あっ！レイ…っ、！？/////」


レイラを見つけたのは良いけど裸で水浴びをしていた

俺はゆっくりその場所を離れようとしたら


レイラ「誰！？」


レイラが叫んでる…これは出た方が良いよね？…よし


俺は後ろ向きでレイラを見ないようにゆっくりと出た



レイラ「なんで後ろ向いてるの？」

「だっ、だってレイラが服っ///！」


もう！なんで気付かないの！


その後札の話になって俺のターゲットがヒソカだと教えたらビックリした後少し悲しそうな顔をした



レイラ「下手したら死んじゃうよ？」

「うん…けど今の自分の力でどの位いけるか、本当は怖いし逃げたいけどそれじゃあ絶対後悔するって思うから、ヒソカから札を自分の力で取りたいんだ！」

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