この気持ち ページ10
ゴンside
自分の力でヒソカから札を奪いたいと言ったらレイラは苦笑しながら
レイラ「分かった、少しだけでいいなら特訓、付き合うよ」
と言ってくれた
俺は嬉しくて思わず飛び跳ねてしまった
どんな特訓をするか話し合っている時にふと思った事を聞いてしまった
「なんで…なんでヒソカが師匠なの？」
するとレイラは目線をずらして
レイラ「それは…」
「俺、レイラの事もっともっと知りたいんだ、お願い、教えて？」
レイラは目線を下に向けたままゆっくりと話し出した
レイラの過去の事、親に捨てられ人身販売にあったこと、全部話してくれた
レイラ「…やっぱ聞くの嫌だったよ「レイラ」な、何？」
俺はレイラの顔を見てニコッと笑顔で
「話してくれてありがとう」
と伝えたらレイラは両目を見開いていた
「俺の我儘で辛い過去の事、話してくれてありがとう」
レイラ「…私の事何とも思わないの？」
「何を？」
レイラ「だって人を殺めた事あるんだよ？何回も…怖くないの？」
ゴン「うん、だって俺はレイラが優しいの知ってるし、それに自分の意思じゃないんでしょ？なら大丈夫だよ！」
と本心を伝えるとレイラの眼から涙が零れ落ちる
「わ、わかんないけど、勝手に涙出てきちゃった…」
拭っても拭っても涙は零れ落ちる
俺はミトさんが昔よくやってくれていた事を思い出しレイラを優しく抱き締め背中をトントン、と優しくゆっくり叩く
「こうすれば落ち着くって俺の叔母さんが教えてくれたんだ、だから大丈夫」
「っ…ぅん…」
レイラも俺の肩に顔を埋める
その時今までの感情にやっと気が付いた
(俺…レイラのこと好きなんだ…)
ずっと話したい気持ちも、一緒にいたいって気持ちも全部知りたいって気持ちも
全部全部、好きなんだ
けど、今は言えない
言ったらレイラを困らせると思うから
だから試験が全部終わって一緒にいたいハンターになったら
「言ってもいいかな…」(ボソッ
レイラ「？ゴン？」
「ん？なんでもない笑 涙止まったね笑 日も暗くなってきたしそろそろ火、起こそっか」
レイラ「？うん」
だからそれまで傍にいさせて？
ゴンside終了
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雪華(プロフ) - がーさん…コメントありがとうございます！嬉しいです(*´∀｀*) 更新遅いですが頑張りたいと思います！ありがとうございます！ (2019年11月16日 16時) (
レス) id: dea36c492b (このIDを非表示/違反報告)
がー(プロフ) - めっちゃ好きです！更新待ってます！ (2019年11月16日 15時) (レス) id: 8eb0f6b23c (このIDを非表示/違反報告)
柑菜向/超低浮上(プロフ) - booksさん…コメントありがとうございますっ！そう言って貰えると助かります(;･∀･) これからもよろしくお願いします(*^^*) (2019年5月6日 7時) (レス) id: 47898beb5b (このIDを非表示/違反報告)
books - ゆっくりでもいいですから更新頑張ってください！応援してます！ (2019年5月6日 7時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪華 | 作成日時：2019年4月12日 6時
