検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:6,585 hit

7話 ページ9

「...あれ、この音楽聞いたことある」

只今運転中。

ちなみにBGMは、今宵は瓢逸なエゴイスト。

『え、あるの?』

「ええ...確か...騒霊三姉妹と付喪神が演奏してたやつだったかな...」

幻想郷って何でもいるんだな。

騒霊とか付喪神とか空飛ぶ人間とか...

なんかすげえ。

ちっちゃい子供とかが行きたいって言いたそうな世界だな。

『ふーん...あ、もうすぐ着くぞ』

見えてきたのは、大きなデパート。

この近辺で一番大きいやつ。

「わあ...大きいわねぇ...こんな大きな建物見たことない」

目をキラキラさせてデパートを見る紫苑。

あれ、意外と可愛い。

車を駐車場に止めて、降りる。

今日は休みだからめっちゃ混んでた...

「凄い凄い!人間がいっぱい...!人里の何倍もいる!」

テンションが上がってきたのか紫苑は

子供っぽくはしゃいでいる。

『おーい!待てよ!』

迷子にならないか心配する俺をよそに

紫苑はぴょんぴょん跳ねて行く。

...しかし彼女が通った後には絶対誰かが財布を落としているのだった...

貧乏神、恐るべし。

...ん?今思ったけど...なんで俺は紫苑と一緒に行動してるのに...

自分の財布を確認する。

やっぱあるし、金も十分入ってる。

なんでだろう...

「Aー!」

『あ、待って!そこで服買おう!』

俺は遠くで手を振っている紫苑の元に走った。

そういうの考えるのは後にしよう。

まず紫苑に買ってやらなきゃな。

『自分で服選べるか?』

「うーん...そういうのよくわかんないわ...」

だよなぁ...

もう秋だし、長袖で...

暖色系がいいんだろうけど、あまり似合わなそう...

やっぱ青とかの寒色系だよな。

パーカー似合ってたけど、ワンピースとかもいいんじゃないか?

他にも...

『あ...これとかどうだ?』

「え...そんな可愛いの...私には...」

紫苑と探して、いいなーって思ったのは

水色の丸襟と服の横に小さなリボンが付いたシンプルな白い服と

白いフリルが付いた紺色のスカート。(想像してみてください...上手く表現できん...)

『絶対似合うって!試着してきな?』

「え、ええ」

数十分後、試着室から出てきた紫苑。

...すげー似合ってる...

「ど、どう?」

『似合ってる似合ってる!よし買おう』

金額は10万くらいだった。

まあ安いな。(金銭感覚狂ってる)

時計を見ると、もうすぐ12時だった。

『もう昼だな...飯食ってくか』

「え...」

『ほら、行こう?』

「うん...」



***********
文字数ヤバいんで、じゃ。

8話→←6話


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

星熊盃


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:東方project , 依神紫苑 , 男主   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

フキィアス - 普通に面白くて紫苑が可愛い (2019年1月1日 7時) (レス) id: 655f5f275e (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - 腐りんごさん» 来てくれたかあああああ!!!wありがと!w (2018年1月25日 21時) (レス) id: cc916ff316 (このIDを非表示/違反報告)
腐りんご(プロフ) - 腐りんごだよ! お気に入り登録&評価した〜 10にしたかったけど手滑って7にしちゃったごめんね (2018年1月25日 18時) (レス) id: e8f60b5daf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:依神麗華 | 作成日時:2018年1月23日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。