『男主』史上最強の猫被り2【あんスタ】 (ページ1)

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俺は声援してほしいページ1

はしって、服もそのままに講堂の客席へ

そこでみたのは、精一杯パフォーマンスするRa*bitsと

あんず、そしてスバルくんだけだった

重なる

俺が初めてのライブの時のこと

百人も客席にはいらないくらいの小さなライブハウス

来てくれたお客さんはたった4にん

しかも俺以外のファン

ひとりしかいないときもあった

ステージに立つことが怖くなった日もあった

客席に誰もいないことは怖かった

だけど俺はステージに立ち続けた

そう

一人でも心から応援してくれる人がいれば、俺はアイドルなのだから

荷物からサイリウムを取り出す

メイクが汗でボロボロなんてきにしない

おれはこんなすくない客にでも全力でパフォーマンスするこの子達を賞賛したい

スバルくんも、あんずちゃんも信じられないとばかりショックそうにRa*bitsを見てるけど、そんなのアイドルからしたら惨めなだけだ

おれだったら同情なんかより、少しでも、声援が欲しい！

「Ra*bitsー！がんばれ！」

声の限り叫べばみんながびっくりしてこちらを見る

サイリウムをつけて、ふってみる

最前のスバル君たちにかけよれば二人は目を丸くしたいて

明星「未来！おまえさっき！」

「プロデューサーの仕事してきただけ、それよりいまはRa*bitsを応援しよう

Ra*bitsのファンとしてきたんだもん」

ね？といえば彼も思うことがあったのか頷いて前を見た

「がんばれRa*bitsー！」

満面の笑顔でさけべば彼らの顔も少しだけやわらぐ

仁兎「よーし！どんどんいくぞー！」

、

、

、

ライブがおわり、3人で楽屋に行こうとした時だ

転校生が声をかけてきた

あんず「未来くん！なんで、あんなことしたの？」

やっぱりか、と思った

わすれていたとはいえ、これはスバル君たちが本気になるために必要だったことだ

Ra*bitsは傷つき、彼らもいまの生徒会にいかりを感じる

自分は生徒会側と手を組んだも同然なのだ

ヒロインが怒るのは目に見えていた

明星「なにも、未来の事攻めるつもりはないけどさ
どうして生徒会側にいたの？しののんたちの応援にも来てくれたのに」

訳が分からないというかれに、かれならわかってくれると信じる事にした

「俺はプロデューサーだよ。」