【男主】史上最強の猫被り【あんスタ】 (ページ4)

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迷い込んだアリスページ4

？「え？！ここは夢ノ咲学園の近くの公園だよ」

夢ﾉ咲？どこかで聞いたよう........な

あ、あんスタ？！え？！

？「俺は羽風薫！薫でいいよ宜しくね！」

なんだと？！確かに似てるとは思ってたけど本人？！うっわ本人の方がイケメン！

ゲームもっと、盛るべきだよ？！

「ぼ、ぼくあの、鈴木未来っていいます」

「未来ちゃんね！了解！俺と遊ばないって言いたいけど、危ないし送るよいえどのへん？」

まさかの
デート誘われなかったパターン？！やっぱり転校生ちゃんは可愛いんだな。僕レベルじゃダメということか、あんスタ恐ろしい子！！

女顔だと思うんだがなぁ

「いえ........」

どうしよう分からねぇなんて思っていると手のひらには一枚のかみ

それには住所が書いてあり

羽風「そこ？」

「たぶん........」

羽風「たぶんって、ひっこしてきたの？」

まぁそうしておいた方がだるくないかと思い頷くと彼は納得いったようにし

羽「なるほど、未来ちゃんみたいに可愛い子見た事ないけど、ひっこしてきたなら納得！俺ここの住所わかるからおくるね！」

差し出された手のひらに頷いて手を重ねると彼は驚いたようにして

「どうかしました？」

羽風「(断られるかと思った........けどこんな可愛いこと手を繋げるとかラッキー)いや、いこうか」

歩き出す羽風薫、そして気がついた

歩くのが辛くないことが

普通これくらい身長差があれば歩幅が違うため小さい僕は歩くのが大変で

なのにそうじゃないということは彼が合わせてくれているということ

あっという間にマンションにつき、そこはタワーワンションで、コンサルジュまでいた(やば！)

羽風「ここだね、」

「あの、ありがとうございました........」

羽風「いえいえ、おれとしても君に会えてよかったよ」

じゃぁね！と立ち去る彼を呼び止める

「あの！歩くスピード、あわせてくれてありがとう！」

羽風「！！さぁなんのことかな」

いたずらっぽく笑う彼は立ち去り、僕はマンションにはいる

羽風「バレてたかー、かっこわる！」

真っ赤になって歩く彼のことを知らずに

(あんなにカワイイ子、デートに簡単に誘えない！)(絶対軽々しく遊んだりする子じゃないだろうし)(連絡先聞けばよかったー！！)