40◆帰り道での収穫◆ ページ40
Aに遅いって言われた…
自分でも分かってた…
なのに、どんどん声かけてくる女子が増えてきた
部活では相変わらず会釈しかしないから
声かけてこないけど
なんで、昼休みはこんなに話しかけられるようになったんだ？
気づいたら、久しぶりに言い合いになってた
Aは一瞬、ムスッとして
前を歩いている、雅紀と三浦に駆け寄って行った
だってさ、Aが1人で向かってるときに
誰かが話しかけるかもしれないじゃん？
どうすっかなぁ〜って考えてたら
前を歩いていた三浦が、さがってきた
「松本君ごめんね」
『ん？何が？』
「この間ね、言おうと思ったんだけど、雅紀君に邪魔されちゃって…」
『あぁ、そういえば何か言おうとしてたよね？』
「うん、実はね、生田君の事を知らせようと思ってたの」
『そうか、ありがとう(笑)』
「なんで笑ってるの？」
『いや、三浦は分かってるなぁ〜って』
「そんなこと言ってないで、早く告っちゃえばいいのに」
『俺もね…そろそろ限界かなぁ〜って思ってるんだけど、Aはまだ興味ないじゃん？』
「そうでもないと思うけど…多分、最近ちょっと興味あるよ。他の子の恋バナとか加わってるよ」
『そうなの？』
三浦と少し話してたら、いつも別れる交差点についた
「「じゃぁ、また明日！」」
別れた後は、ちょっと気まずくて
ちらっとAを見たら
まだ怒っているみたい…
こりゃ、俺から謝らないと
しばらく、口きいてもらえないんだろうな
謝って、正直に
迎えに行く途中で声をかけられてることを話したら
生田が俺たちが付き合っていないことを
言いふらしているみたいで…
しかも、Aは俺が人気者とか言ってるけど
自分の事は全然わかってない
生田はしょうがないとして
今まで話しかけて来なかったのは
俺が止めてたからなんだよ…
もうすぐ家に着く…
だから、生田の事は名前で呼ぶなって伝えた
ちょっと納得してない感じだったけど
とりあえず、「わかった」って言ってくれたから
明日からは大丈夫だろう…
風呂入って部屋に戻ると遥から連絡が来てた
バイトの件、日曜日にって
久しぶりだなぁ…部活もないからOKで返事をした
週末、久しぶりのバイトで遥の家に向かうと
すぐに智さんの部屋に通された
「お、きたきた、久しぶり〜。今日友達もいるけど気にしないでね〜」
「こんにちは、松本君♪」
って振り返ったのは
『かず兄！？』
ニヤッと笑って、ゲームを始めた
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二葉（ふたば）(プロフ) - ゆかりさん» 読んでいただき、ありがとうございます(^^) (2018年7月20日 18時) (
レス) id: 90e6df2236 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - ニノしようちゃんの潤君愛してる (2018年7月15日 6時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
二葉（ふたば）(プロフ) - はるさん» はる様！早速ありがとうございます(^^)彼の方が好き好きだと、いつも以上に応援したくなっちゃいますよね(。-∀-)まだまだ、始まったばかりですので、これからの展開もお楽しみに！ (2018年7月7日 20時) (レス) id: 90e6df2236 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 二葉さん新作ありがとうございます！なんだか可愛い二人…男の子の方が好き好きなお話好きです！（好きが多い）これからどうなるのかとっても楽しみです！ (2018年7月7日 10時) (レス) id: b3c5b647ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二葉(ふたば) | 作成日時：2018年7月4日 23時
