82.じょりじょり ページ33
和「A……」
抱き締める
先生の腕は
震えていて
初めて呼ばれた名前も
どこか
悲しげだった
「センセ…?
あたし、センセのこと、大好きだよ。」
和「…っ…」
「センセのこと、独りにしないからね?」
和「…ふっ……バカ犬のくせに、偉そうに。笑」
「バカじゃないもん!笑」
ねぇ先生、
あたし
バカでも犬でもいいよ
先生が
あたしを
必要としてくれるなら
なんにだって
なってやるんだから
「ん…」
目を覚ますと
見たことのない天井が
視界に入って
寝ぼけ眼を擦ってから
先生のお家に泊まったことを
思い出した
「はっ……!!!!」
隣には
無精髭を生やして
スヤスヤ眠る
先生がいて
胸が
キューーーーっと
音をたてる
ちょっとだけ…
いつもは見れない
その無精髭を
じょりじょり、って
触ってみたら
指先が
モゾモゾして
イタ気持ちい
「チクチクしてる……笑」
その独特の感触に
まんまと嵌まったあたしは
しつこいほどに
じょりじょり、じょりじょり……
和「おい、やめろや。笑」
「あ、起きちゃった…」
和「なんでそんな残念そうなのよ。笑」
「だって、イタ気持ちいんだもん!
初めて触った!この感触♡」
和「あれ?相葉のは触ってねぇの?」
「な!なんでままま雅紀の触るのよう!」
和「カマトトぶりやがって。笑」
「……雅紀とはいつも夕方…だったし…」
和「………」
「それに、お泊まりは一度も…」
和「このバカ犬が…」
「へ?」
和「余計なこと言わんでよろしい。」
「だって、最初にセンセが…!」
和「無駄に妬けんだろーが、このバカ。」
「や…や、ヤキモチ…!?」
和「笑。」
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紗愛(プロフ) - めいさん» 当たる気がしてなかったけど、ホントに当たらなかったー!涙 (2013年8月8日 16時) (レス) id: a7a1ba5fc6 (このIDを非表示/違反報告)
紗愛(プロフ) - ゆうこさん» 落差ね……アラフェス外れたから、ツアーは当たるかしら……涙 (2013年8月8日 16時) (レス) id: a7a1ba5fc6 (このIDを非表示/違反報告)
紗愛(プロフ) - 梨沙さん» 波乱だぜー!!大好物だぜー!!パート3にて、梨沙ちゃんを待つ!(`・v・´)ゞ笑 (2013年8月8日 16時) (レス) id: a7a1ba5fc6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこ(プロフ) - なんで?なんで?? 誰がそんな写真撮ったの? パパ翔サンと距離が近づいたと思ったのに、どこかでそれを壊そうとする人がいるなんて…。楽しかったり幸せだな~って思ったあとに、必ず落ち込むことがあるよね。いつも、その落差が激しすぎる のサ。 (2013年7月28日 23時) (レス) id: bcc11ce55e (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - えっ((((;゚Д゚)))))))またまた波乱っ←でもホントはワクワクしてる♪(´ε` ) (2013年7月28日 12時) (レス) id: 93f40dfc3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗愛(サラ) | 作成日時:2013年6月8日 0時