甘く溶けた恋。7 ページ8
you side.
目の前でかき氷を美味しそうに食べる勝利
私がじっと見ていると一口食べさせてくれた
｢ 合宿やだな … ｣
勝｢ 俺もやだ ｣
あれ？勝利ってこの前まで嫌がってなかったんじゃ
疑問を持ちながら勝利を見た
勝｢ Aの寝顔、ほかのやつに見せなくないもん ｣
その言葉が恥ずかしくって
きっと私の顔は赤くなってると思う
｢ … ばか ｣
こんなふうに勝利と何気ない会話をしてるのが好き
ドキドキしていられる今が幸せ
勝利といると全てが輝いて見える
もちろん勝利のことも
私たちはかき氷屋を出て、家に向かった
今日は勝利が私の家に来る予定だった
｢ 先に私の部屋行ってて ｣
勝利を先に部屋に行かせ、私はお茶を入れる
そして階段を登り、部屋に入った
｢ えっ、 ｣
部屋には勝利と、玄樹がいた
玄｢ Aが帰ってくるの待ってた ｣
｢ … あ、ただいま ｣
玄｢ おかえり ｣
わけもわからずとにかく挨拶をした
すると勝利が立ち上がった
勝｢ あのさ、今日は俺とAで遊ぶの
悪いけど、玄樹は部屋に戻って ｣
勝利がそう言うと大人しく戻って行った
勝｢ ねえ、こんなの俺が言うことじゃないけど ｣
｢ どうしたの？ ｣
勝利が強く抱きしめてきた
勝｢ 玄樹とあんまり仲良くしないでよ ｣
切なそうな声で囁くから、頷くしかなかった
そして私も勝利を安心させるように抱き締めた
｢ 大丈夫だよ、私は勝利だけだから ｣
勝｢ 俺もだよ ｣
もし勝利が離れていってしまったら、
私はどうなってしまうんだろう
多分、泣いて泣いて後悔するんだろうな
なんて、勝利は離れていかないはずだし
こんなこと考えるだけ無駄かな
そして、勝利の胸から顔を出すと
ドアの前に立っていた玄樹と目が合った
その目には涙が溜まってて、
また怖いこと思い出したのかなって思ったけど、
私たちを見たあとに走り去ったから
きっと違う気がした
多分、私たちを見て泣いてたんだと思う
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南 - この小説大好きです。これからも更新頑張ってください。 (2017年2月22日 16時) (
レス) id: bb46e3e750 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)晴美(プロフ) - この作品が占ツクの中で一番好きです！！とてもストーリーを書くのが上手ですね！！毎回見てうるっとしてキュンってします！！ホントに大好きな作品です！！これからも頑張って下さい！！更新楽しみにまってます！！ (2016年9月14日 2時) (レス) id: dec631871d (このIDを非表示/違反報告)
サクラ色の季節 - 更新待ってます！頑張ってください(⌒▽⌒) (2016年7月29日 12時) (レス) id: 7050d29526 (このIDを非表示/違反報告)
美愛凛 - 更新楽しみにしてます☆彡応援してます (2016年7月18日 12時) (レス) id: c3ec3f50ad (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - すごく面白かったです！更新楽しみにしてます(*^^*) (2016年7月13日 23時) (レス) id: bff240ff99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっくー。 x他2人 | 作成日時：2016年6月12日 11時
