甘く溶けた恋。5 ページ6
you side.
学校が終わったら勝利は勉強を教えてくれた
だけどそれもすぐに過ぎて勝利は帰った
前とは違って明るい食卓
私はたくさんの幸せを感じることが出来た
それからお風呂に入って歯磨きをして、
いつも通りに時間は過ぎた
けど、今夜は違った
玄｢ ねえ、一緒に寝てもいい？ ｣
｢ えっ？ ｣
枕を持った玄樹が私の部屋の前にいた
目に涙が溜まってたから断るわけにはいかなかった
布団に入ると玄樹は安心したように目を閉じた
私もそれを見て安心した
｢ 何かあったの？ ｣
しばらく黙ってた
私は話してくれるまで待った
玄｢ 俺さ、中学の時
ストーカーに殺されそうになった事があるんだ ｣
｢ えっ … ｣
玄｢ 急に家の中に入ってきて、ナイフを向けられて
俺はすぐに逃げて、交番へ向かったんだ
そしたら、おまわりさんが助けてくれて … ｣
玄樹にはそんな辛い過去があったんだ
それに加え両親が離婚だなんて、
すごく辛かったんだろうな
玄｢ それから女が怖くなったんだ
俺のこと殺そうとしてるんじゃないかって ｣
｢ 私は大丈夫なの？ ｣
あ、私のこと女だと思ってなかったりして
いや、もしそうなら辛いよ
玄｢ Aは大丈夫 ｣
｢ どうして？ ｣
玄｢ … 内緒 ｣
そう言って私に背を向けた
私は顔を覗き込むように玄樹に被さった
玄｢ ちょ、寝れないよ ｣
そう言いつつも楽しそうに笑ってる
私もつられて笑顔になった
玄｢ 寝ないと襲っちゃうよ？ ｣
｢ どうせ襲わないくせに ｣
玄｢ 本気だって言ったら？ ｣
玄樹の目は急に真剣になった
私は怖くなって布団に入った
玄樹は腰に手を回してきた
玄｢ 安心して、別に襲ったりしないから ｣
｢ わ、わかってるし ｣
わかってるけど、
さっきの玄樹の顔が忘れられなくて
玄樹に抱きしめられてることを意識しすぎて
自分でもよくわからなくなった
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南 - この小説大好きです。これからも更新頑張ってください。 (2017年2月22日 16時) (
レス) id: bb46e3e750 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)晴美(プロフ) - この作品が占ツクの中で一番好きです！！とてもストーリーを書くのが上手ですね！！毎回見てうるっとしてキュンってします！！ホントに大好きな作品です！！これからも頑張って下さい！！更新楽しみにまってます！！ (2016年9月14日 2時) (レス) id: dec631871d (このIDを非表示/違反報告)
サクラ色の季節 - 更新待ってます！頑張ってください(⌒▽⌒) (2016年7月29日 12時) (レス) id: 7050d29526 (このIDを非表示/違反報告)
美愛凛 - 更新楽しみにしてます☆彡応援してます (2016年7月18日 12時) (レス) id: c3ec3f50ad (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - すごく面白かったです！更新楽しみにしてます(*^^*) (2016年7月13日 23時) (レス) id: bff240ff99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっくー。 x他2人 | 作成日時：2016年6月12日 11時
