七十二話 ページ27
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今日予想外に姉と遭遇してからは散々だった。
内臓が潰れるかというほど強く抱き締められたり、頭を抱えて「意味わかんねぇ！」と叫び出した綱吉君に「うるせぇ」とリボーンさんが発砲したり。
感極まってポイズンクッキングの新技を作ったビアンキ姉さんが綱吉君を殺しかけたり…。
しかもその新技は僕に回ってきて吐き気を押さえつつ食べるはめに……。
姉さんのお陰で毒に耐性がついているとはいえ、やはり味も悪く、そうなんども食べたいと思えるものではない。
果てにはスイカが切り分けるだけの筈なのに何故かポイズン化してしまった。
そんな騒動も夕方には収まり僕も姉さんと別れ帰ってきた。
僕はぐったりとベットへうつ伏せに倒れこみ、未だ調子の悪いお腹を擦りながら携帯電話を開いた。
アドレス帳は開かず、そのまま番号を押していく。
プルルルル…と数コール鳴った後、相手が出た。
「Aかぁ、どうした？」
出たのは恐らくイタリアにいるスクアーロ。
『悪いね、今大丈夫？』
「ああ、書類処理をやってただけだ」
少し声が低くなったところから察するに、ベル辺りが問題でも起こしたのだろうか。まぁ今更な日常茶飯事だが。
僕は寝返りをうち仰向けになりながら、話を切り出した。
『ほら、前に言っていたノート、原作の話なんだが』
カリカリ…と微かに聞こえていたペンを動かす音が止まり、何か変わったことがあったのか、と小さな声で尋ねてきた。
ああ、と頷いて僕が前から気になっていたことを告げると、電話の向こうの彼は息を飲んだ。
『僕以外にも、記憶を持った転生者がいる可能性がある』
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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8
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善 - え？？？まさかの終わり？ちょっとちょっとw (2020年8月9日 13時) (
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ゆかささん - え、終わり？ (2019年9月11日 13時) (レス) id: 5b083c8d79 (このIDを非表示/違反報告)
ややるる(プロフ) - 最高wwwww (2018年7月14日 14時) (レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^ (2017年2月12日 22時) (レス) id: 5050a4539b (このIDを非表示/違反報告)
のぞち - 次のお話も楽しみにしてます！ (2016年8月14日 0時) (レス) id: d7cfc455d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ART | 作成日時：2015年4月29日 17時
