文月の出会い【刀剣乱舞】 (ページ14)

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拾肆、ページ14

「紹介しよう！俺は鶴丸国永。こっちが鶯丸」
「よろしく、とりあえず茶でも飲んでくれ」
「あ、ありがとうございます……」
「一期から話は聞いたぞ。ちなみにどっちも平安に作られたから、まあ爺だと言うのは否定しない」

そこは確かに図書館だった。
和書から洋書までありとあらゆる本が揃えられている。
そして本が山積みのテーブルに案内された。

「……人来るの？」
「いいや来ないな！」
「ネット使ったりとか広告出したりしないの？」
「いんたーねっとはいまいち扱えなくてな。確か光忠が得意だったな」
「燭台切殿がですか？確かにだいたいのトラブルはなんとかしてくれていましたね」

すごいな前の私よ、こんなおじいちゃん刀たちにもネットを使わせているぞ。
というか人は本気で来ないようだ。
営業ちゃんとできてる？大丈夫なんだろうか……

「人は来ないが毎月謎の金が口座に入ってくる。世の中不思議なこともあるものだな」
「……それで暮らしてるんだ……」
「ああ」