【銀魂】すれ違う双子兎【神威.沖田】

まあ、あんたが色々あるからね【Ko】 ページ7

『うわぁ〜』


目の前には、綺麗に着飾った女と鼻の下を伸ばしまくった男がベタベタとくっついた世界が広がっていた



『ここが…吉原

ってあれ？銀さんは？』


「銀さんならとっくに行っちゃいましたよ

それより…

これ、歩きづらいよ！」


「きりきり歩かんかい、新八太夫」

『新八くん、歩き方…キモい』



「え？なんか楓さんってそんな毒吐く人でしたっけ？」


『吐くよ、普通に』


キラッ


私の目の端に何か光るものが見えた


ドカカカカ！


私は光る何かを避けると上を見た


ガチガチ…


『晴太、大丈夫？あの人だれ？』


「あれは…あの傷は

吉原と吉原の掟を犯すものを処断する自警団【百華】その百華を率いる吉原最強の番人

死神太夫と恐れられる…」


「月詠でありんす

以後よしなに！」


うん、挨拶が激しい

私は自分の傘をさして神楽ちゃんと一緒に二人を守った



番傘が頑丈で良かった


ー・ー・ー・ー


行き方まで教えてくれて、月詠さんはいい人だって分かった


「オイ、過分な心遣いは痛み入るがねどうやら…

もう手遅れらしいぜ」


黒いマントに番傘


「傘、まさか…あれっ…！？」


神楽ちゃんも分かったみたい、彼奴は…


＿＿＿夜兎＿＿＿


しかも、戦場の血生臭い匂いもする

あいつはヤバい


ー・ー・ー・ー


『お前！晴太を離せ！』


『邪魔するなよ、強がりさん』


『え？』


私が振り返ると、包帯で顔を巻いた人が二人、私と神楽ちゃんを襲った


ドカァン

私たちは屋根の上に落ちた

「晴太くんが…アイツら一体…」

「恐らく奴等は」

『春雨…ですよね』

「そうじゃ」


ここは、夜王の仕切る所

月詠は教えてくれた


でも


「本当にヤバイのは…そいつじゃないネ

息子がいるアル

その星海坊主(ハゲ)の…私の…バカ兄貴が」


神楽ちゃんの…兄？


あの包帯の人か…


『それだけじゃないよ』

「え？」


『…た』

「え？何？」


『私の…双子の姉も、桜も居た』


なんで居たかも分からないけど…






夜兎の匂いが…戦場の血生臭い匂いが濃いくなっていた

そう、全てはスマホを取られてパソコンでしてるからである!! 【凛】→←だってさ、ここでしかさ、雑談出来ないじゃん!!【凛】

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