独り ページ42
「あ、おかえり！」
ゆーてぃーが帰ってきた。
だいきにぃとこーたにぃも一緒に。
「…ただいま、りょーちゃん」
…あれ？元気ない……？
「ゆーてぃー！！おかえり〜！」
「…おかえり」
「ただいま、みんな。ごめん、僕疲れたから部屋で寝てくるね」
僕たちの顔すらろくに見ないでさっさと部屋に行ってしまったゆーてぃー。
なにか、あったのかな……
「…みんな、ごめんな。裕翔のことはしばらくそっとしておいてやって」
「裕翔が受け入れられるまで待っててくれる？」
「わかった」
「はーい」
「……ん」
何か辛いことがあったんだ。
そのショックで……
そっと僕たちの部屋に向かうと小さくすすり泣く声が聞こえた。
声をかけたい。
大丈夫？って言ってぎゅーってしてあげたい。
でもゆーてぃーは1人になりたがってる。
僕は、その場から動けなかった。
夜ご飯の時間になってもゆーてぃーは降りてこなかった。
「ひかるにぃ、僕がご飯持ってく！」
「いや、俺が…………んー、じゃあお願いするな」
「任せて！」
ゆーりとけーとも着いてきて3人でドアを叩く。
「ゆーてぃー！ご飯持ってきたよ」
「一緒に食べよ」
「……いらない」
「食べないと倒れちゃうよ…」
「慣れてる」
「じゃあせめてここ開けて？」
「…鍵なら開いてるから入りたいなら入れば？」
久しぶりに聞いたゆーてぃーの冷たい声。
ひかるにぃの作ってくれた美味しいご飯を載せたおぼんを持って中に入る。
僕たちのテーブルの上に置いて布団にくるまってそっぽ向いてるゆーてぃーの隣に行く。
「…大丈夫？」
「ゆーりに僕の気持ちなんかわかりっこない」
「ゆーてぃー……」
「りょーちゃんもそうでしょ」
「ゆーてぃー、お願いだからご飯食べよ？」
「お腹空いてないの。けーとが食べれば？」
こっちを見てくれない。
冷たくて素っ気ない返事。
ゆーりもけーとも悲しそうで……
「…ごめん、僕今日は1人になりたいから」
ようやくチラッとだけこっちを見てベッドから降りる。
「僕は別の部屋で寝るね、おやすみ」
寂しそうで真っ暗だった。
ゆーてぃーに何があったんだろう……
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るち(プロフ) - 離音さん» お返事遅くなり申し訳ございません。貴重なご意見ありがとうございます。前向きに検討しようと思いますので今しばらくお待ちくださいませ (2021年2月3日 10時) (
レス) id: b87c1b1bc7 (このIDを非表示/違反報告)
離音(プロフ) - 続編見たいです！このお話大好きで、…とっても面白かったので^ ^でも、あくまで個人の意見なので…作者さまがやりたいと思ったらやればいいと思いますけど^ ^（上から目線ですみませんm(_ _)m） (2021年1月14日 17時) (レス) id: 1c102abba4 (このIDを非表示/違反報告)
るち(プロフ) - 愛ingJUMPさん» 裏で引っかかったことないんですけど……（笑）とりあえずそれを消して解除申請するしかないですね…… (2019年9月26日 6時) (レス) id: f268181383 (このIDを非表示/違反報告)
愛ingJUMP(プロフ) - るちさん» ねね、Rの解除ってどやってするん？（悟って笑）裏って言葉が原因ワードらしいけど裏って言葉を言い換えるにもわからんし…って迷っどったとこ笑 とりあえず更新だけしてる笑 (2019年9月25日 22時) (レス) id: 821ef3672a (このIDを非表示/違反報告)
るち(プロフ) - 愛ingJUMPさん» わー！お久しぶりです〜！もちろん覚えてますよ（笑）こちらこそこれからもよろしくお願いします！！ (2019年9月25日 20時) (レス) id: f268181383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るち | 作成日時：2019年9月8日 14時
