降谷零の上司 3【名探偵コナン】

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Aside






『あ、ジン！人の事呼び出しておいて居ないってどういうつもりかと思った』

「.......やる」

『え！ありがとう！』




差し出されたビニール袋の中身をみればウィスキーやなんやらが入っていた。



「へー、ジンにしては珍しいじゃん！アタイらも久しぶりにミスティに会ったんだし一緒に飲もうよ！」

『それいいね！飲も飲も！』

「.......ﾌﾝｯ」





私達がいるリビングから離れようとするジンの長いコートを掴めば少し驚いた顔をしたジン。





『ジンも一緒に飲もうよ』

「.......あ゛？」

『ほら、座って座って！』



ジンを無理矢理座らせて満足気に笑えば、ジンは溜息をつきながらも大人しく座って煙草を取り出した。



『ほら、ウォッカも！』

「い、いいんですかい？」

『勿論！』



ウォッカも座らせてウィスキーを開け、どこからか持ってきたワインのボトルを開けた。






まあ、それはそれは話が盛り上がった。








「ミスティは？最近は何してたんだい？」

『最近はWebデザイナーの仕事が忙しかったんだ〜』

「へー、ミスティも忙しいんだねぇ」

『そういえばベルモットは？』

「あんなの知らないよ、！大方アメリカにでもいるんじゃない？」

『へー、世界の大女優も忙しいんだねぇ』




ぐっ、とラフロイグのハイボールを飲めば特徴的な香りが広がる。









「.......あとで部屋に来い」






ジンはそれだけ言い残してリビングを出て行ってしまった。









「ついに、ジン.......！！ミスティよかったね！」

『何言ってんの？？』

「ミスティ、おめでとう」

『コルンも何言ってんの？！』

「ミスティ.......！！」

『ウォッカも目で語らない！！』

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