小さなマフィアと 1 ページ3
私には、最近変な力が出来た。
その力を何かに使えれば良いのだが、
全くもって制御出来ない。
『誰かこの力の使い方おしえてくれないかなぁ、』
人、一人もいなさそうな路地裏でそう呟く。
まぁ、そんな事誰も教えてくれないか、
私のそんな考えとは逆に、路地裏に一つの声が響く。
「それじゃあ、俺が教えてやろうか?」
『誰………?』
驚いて振り向くとそこには、
全身、黒服をまとった青年…………
『いや……少年?』
「おい手前、誰が少年だっ」
『あっ、やばっ』
自分の声が漏れている事に気付き、
急いで口を塞ぐ。
「んで、手前どうすんだ?
俺と来るのか、それとも来ねぇのか、さっさと決めろ」
力の制御はそんなに簡単じゃないかもしれない。
でも、
誰かのために使えるのなら…………
『分からないことだらけですが、宜しくお願いします。』
そう言って目の前の青年に礼をする。
「おう、じゃあ俺について来い、」
『はっ、はい、』
青年の声に私はそう答える。
「ああ、そうだ、」
前を歩いていた青年が突然後ろに振り返る。
『……何ですか?』
「手前、名前は、」
『あっ、えっと、朱宮Aです……』
「Aか、俺は中原中也だ、」
そう言って青年………中原さんは、
手を差し出してニカッと笑った。
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謝花 - ああああああ作者様コアまる様ああ中也さんカッコいいです!!!!!!! (2019年4月9日 10時) (レス) id: cfb76e4621 (このIDを非表示/違反報告)
キョウヤ - 中也アアアアアアアアアア!!!可愛いしかっこいいとか反則だろおおおおおおおお!! (2019年4月7日 22時) (レス) id: 04d7a5d2e9 (このIDを非表示/違反報告)
しあ(^.^)/ - どうぞ襲ってください・・・中也スキィィィィィィィィィィ!!←(早速叫ぶただのバカ) (2019年3月29日 11時) (レス) id: 47dd478da4 (このIDを非表示/違反報告)
コアまる - しあ(^.^)/さん» 私も、色々叫びまくるのでwww、宜しくおねがいしまーす! (2019年3月29日 8時) (レス) id: 9253a79ced (このIDを非表示/違反報告)
コアまる - しあ(^.^)/さん» こんなにたくさんコメントしてくれて、凄く嬉しいです! (2019年3月29日 8時) (レス) id: 9253a79ced (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コアまる | 作成日時:2019年3月15日 15時