【文スト】 名探偵ノ恋事情 【江戸川乱歩】

恋事情 6 (夢主過去編 続き) ページ9

人を避けたことで

ほとんど見えなくなった。

聞こえなくなった。


でも、人を避けるといっても限界があり

授業をサボる事まではできなかった。

クラスメイトの名前すら覚えようとせず、一人きりの空間で過ごした。

私にとってはそれが結構心地良かったのだが、

クラスメイトは私の態度が気に入らなかったらしく


いじめを受けた。


最初は苦ではなかったが徐々にエスカレートしていき


死にたいと思うほどになった




高校1年生の冬休み

私を決意し、ロープに手をかけようとしたその瞬間

誰かの声が聞こえた



「ねぇ、そんなことしてもな〜んにも意味なんてないよ

むしろ、そんなところで死なれたら僕にとってすごい迷惑だし」



その声の主が、






私の初恋の人で








5年前からずっと好きな人だ






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過去編一応終わりです。

感謝 (飛ばしてもokです)→←恋事情 5 (夢主過去編)

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