恋事情 34 ページ38
乱歩さんとたわいもない話をしていると、
いつのまにか家の前まで来ていた。
「んじゃ、僕行くから、」
そう言って乱歩さんは私に背を向ける。
もう少し一緒にいたい。
『あのっ、ちょっと中でお茶飲んで行きませんか、』
少しドキドキしながらもそう口にする。
「お茶……?まあいいけど、」
良かった。
そう思うと私は急いで家のドアを開ける。
・
・
・
『どうぞ、』
私は急いで入れたお茶を乱歩さんの前においた。
ホッと一息入れると、ふと疑問を持つ。
『あの、乱歩さん
こっちに用事ってどんな用事なんですか?』
「何、A、気になるの?」
『えっ、まあ、はい。』
また探偵の仕事だろうか、
「うーん、教えてもいいけど、そのかわり、目、つむっててよ、」
『………目をつむるんですか?』
「うんそうだけど、」
言われるがまま目をつむると、
首の後ろに手を回される。
『ちょっ、何やってるんですか、』
「よしできた、良いよ、目開けて、」
恐る恐る目を開けると、
私の首には、
小さな赤い石の付いた首飾りが付いていた。
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Rippuru - イメ画上手ですね! (2023年3月12日 18時) (レス) @page3 id: d93a93a5a8 (このIDを非表示/違反報告)
コアまる - 真菜さん» 中也かっこいいですよね!分かりました、書いてみたいと思います! (2019年3月12日 6時) (レス) id: 9253a79ced (このIDを非表示/違反報告)
真菜(プロフ) - 私の推しですみませんが、中也がいいな・・・と。 (2019年3月11日 21時) (レス) id: ef2b815640 (このIDを非表示/違反報告)
コアまる - 真菜さん» もし、 次作の落ちのリクなど有れば、お願いします! (2019年3月11日 21時) (レス) id: 9253a79ced (このIDを非表示/違反報告)
コアまる - 真菜さん» ありがとうございます!そう言ってもらえると、すっっごく嬉しいです(*´∀`*) (2019年3月11日 21時) (レス) id: 9253a79ced (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コアまる | 作成日時:2018年12月31日 17時