続編記念特別企画2 ページ2
リビングのソファで座ってぼーっとしている三郎が見えた。
ゆっくり近づいてみる。
三郎「はぁ、どうすれば...」
『三郎?』
好きな人ができたとかそういった類なのだろうか。
三郎「あ、聞こえてました?」
少し切なげに笑うから心配になる。
『どうした?私に話せる?』
三郎「...話せません...ただ」
無理をさせてはいけないそう思い私は黙る。
三郎「行動には移せます」
下を向いていたが驚いて目を三郎に向けた。
勇気があるななんて思ったが、目の前には三郎の顔。
三郎「姉さんは許してくれますよね」
『えっ』
がしっという効果音が着きそうな荒々しい掴み方。
完全に私の頭は固定されてしまった。
三郎は余裕といった表情で私を見つめている。
『ね、ねぇ三ろっ...!』
三郎によって口を塞がれる。
貪るようなキスに身を引くが、逃がさないというように三郎はまた私の頬に手をそえる。
三郎「逃げないでください」
私は三郎の口元に手を持っていく。
三郎を抑えるように手を当てる。
『も、もう勘弁してください...』
今顔は真っ赤だろうし、目を逸らしてるから三郎からしたら極めて滑稽だろう。
三郎「...っ.....今回だけです...」
こんな恥ずかしい思いは2度と勘弁だ...
_______________
『ど、どいてください...』
左馬刻「あァ?」
唐突だが、説明すると左馬刻さんに会いに来たら押し倒された。
床に。
床に。(二回目)
押し倒されたと言うより、叩きつけられた。
左馬刻「お前よォ...これはどうなんだ、これは」
左馬刻さんは私の着てきた上着を強めに握りながら言った。
ついでに私が着てきた上着は兄さんが昔着ていたやつ。
なんで、左馬刻さんと会うのに来てきたんだろ(白目)
『え、ちょっ...!!!』
無理やり上着をとる左馬刻さん。
左馬刻「上着の中はこんなうっすいTシャツかよ。こんなの襲ってくださいだろうがよ」
私の首に噛み付く左馬刻さん。
『い゛っ...たいです...』
左馬刻「当たりめぇだろ。痛くしてんだよ」
お仕置きだと笑う左馬刻さんに恐怖しか覚えない。
左馬刻「はっ」
『ん゛っ...!?あぅ...』
舌を入れる乱暴なキス。
『はっ...ふぅっ...』
左馬刻「へばってんじゃねェよ。ま、こんくらいで勘弁してやっか...俺が我慢できなくなっちまうからな」
『〜っ!?』
最後の言葉に危機感を覚え逃げようとする。
左馬刻「あ、待て」
『い゛っ!?』
左馬刻さんは私の首にキスマークを残し満足そうに笑った。
続編記念特別企画3→←続編記念特別企画1(12人に攻めて欲しい!)それぞれに攻めて欲しいとのことで、短編(ほんとに短編)にしていきます。迷った結果、1話に二人分詰め込みます。ご了承ください。
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優夜 - 最高でした!!!!続き待ってます (2021年11月8日 1時) (レス) @page11 id: 8c35d92784 (このIDを非表示/違反報告)
ハル - すっごく面白いです! (2021年3月28日 14時) (レス) id: 18868d119c (このIDを非表示/違反報告)
いか - とっても面白いです! (2021年2月15日 0時) (レス) id: 9bd214100e (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すごく面白いです…!!更新楽しみにしてます!! (2020年8月17日 8時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
imber-インベル- - これ、更新停止になってますけど、やめちゃったんですか? 個人的にPosse推しなので続きが気になります。 (2019年11月23日 18時) (レス) id: 8e3203b515 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜子 | 作成日時:2019年6月14日 22時