居間 ページ27
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窓の外を見たニュートは、ビリーウィグが飛び過ぎていくのを見つけた── 心配でたまらない。早く外に出て動物たちを探したくてしかたがない。でも、Aに会いたい。
ティナとクイニーはキッチンで忙しく働いていた。
クイニーの魔法で、戸棚からフワフワ材料が漂い出てきて、食事の支度が進んでいく──にんじんやりんごは勝手に刻まれ、パン生地は巻き上げられ、平鍋はかき混ぜられる。
「またホットドッグ？」
「心を読まないで！」
「あんまり健康的なランチじゃないわ」
ティナが食器棚に杖を向けると、皿やナイフ、フォーク、グラスなどが飛び出し、ティナの杖の軽い動きでテーブルに並ぶ。
ジェイコブは半ば感心し半ば恐れ、よろけながらテーブルに近づいた。
そんな中ニュートがドアの取っ手に手を掛けている。いや、正確に言うと引っ掛けようとした。
「お邪魔するわね、ティナ、クイニー」
「ぁ……A…」
「あら、さっきぶりね、ニュート。あと、さっきはごめんなさい…」
「い、いや、いいんだ……君だって忙しいだろうし…そ、それで！君に伝えたいことが──」
クゥ〜
Aのお腹の虫がないた。Aが恥ずかしそうにする。
「あー、ごめん、ニュート。さっきからいい匂いがしてたから……」
「あ、いや、大丈夫。君もお腹すいてるだろうし……ご飯を食べ終わった後に…伝える」
「うん、何度もごめんね…」
ニュートは本日二回目のチャンスを逃した。
「…ねえ、スキャマンダーさん。パイがいい？シュトルーデル？」
全員がニュートを見る。ティナがニュートが何をしようとしていたかに気づいた。
ニュートばつの悪い思いで、席に着こうとする。
「あ……いえ、僕はどっちでも」
「…そう、Aは？」
「そうね…シュトルーデルでお願い」
「ふふ、了解！」
ジェイコブはとっくにテーブルに着いており、ナプキンをシャツに挟みこんでいる。
「あなたはシュトルーデル。ン？そうよね？ じゃ、シュトルーデル」
ジェイコブはいかにも嬉しそうに頷く。クイニーも喜んでニコリと笑う。
「…ティナ、あの方は？」
「ジェイコブ・コワルスキーさん。……ノー・マジよ」
「ノー・マジ？！」
「え、ええ、そうなの、でも彼、怪我をしてて…」
ティナが必死に弁解する。
「…分かった。安心して、グレイブス長官にはなんにも言わないから」
Aがティナを安心させるように微笑んだ。
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杏(プロフ) - つみきさん» 了解致しました☺️承認致しましたのでよろしくお願いします🙌 (2022年5月28日 16時) (
レス) id: 6f386ee796 (このIDを非表示/違反報告)
つみき - 杏さん» ありがとうございます、、、今Twitterにフォロー申請お送りしました！IDは「@cute_Flower___」です！よろしくお願いします☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2022年5月28日 15時) (レス) id: c3f3b23f10 (このIDを非表示/違反報告)
杏(プロフ) - つみきさん» はじめまして！えぇえ！！良いんですか？！😭全然迷惑じゃないです！！むしろ大歓迎です！🙌Twitterのアカウント名を教えて頂けますと幸いです☺️ (2022年5月28日 12時) (レス) id: 6f386ee796 (このIDを非表示/違反報告)
つみき - はじめまして！夢主様のイラストを描かせていただきたいんですかもしご迷惑でなかったらお送りしても良いでしょうか…？(問題なさそうでしたらTwitterの方もフォローさせていただきます) (2022年5月27日 23時) (レス) id: c3f3b23f10 (このIDを非表示/違反報告)
ごっくん2(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！！！確かに…！他作品と比べると少し少ないですよね…！！これからも頑張ります！！ご拝読いただきありがとうございます！！！ (2022年4月17日 22時) (レス) id: f83802f70f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏 | 作成日時：2022年4月7日 16時
