マネージャー 無表情 それから。[WEST]

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神山side





桐「…淳太くん……。」






中「よく考えてみてや。
たしかに、絶対治るってわけやないけど、絶対治らんってわけでもないやん。


まずは、A本人が決めたことを尊重せなあかんのとちゃうか？」















Aの決めたことを尊重せなあかん。





そんなんわかっとるわ。









やけど…もし、もし治らんかったら。









時間の無駄遣いやったってことになってまう。









辞めるわけやあらへんのに、休んどる期間も会えるのに、こないに必死になって止めるん馬鹿みたいやろ？









そんだけ大切やねん。傷ついて欲しくないねん。















重「…まぁ、5年、10年経っても俺らバラバラになるわけやあらへんし、気長に待っとるかぁ……」





さっきまで難しい顔しとったしげが、たまにする緩い口調で呟く。











藤「…俺は、Aが決める前に話して欲しかってん。



急に1人で決めたこと言われても納得するまでに時間かかってまう。」









自分の意見は簡単には曲げへん流星が、遠回しにAの背中を押しとる。












桐「…迷惑かけろ言うたのも、我儘言え言うたのも、俺らやしな。

…しゃーないわ。絶対治して帰ってこいよ？」








最初から反対やった照史がいつもの笑顔で応援しとる。











小「…神ちゃんは？」





















俺は……





















神「…俺は、Aのこと応援したないわけやないねん。
Aに悲しい顔させたいわけやないねん。




ただ、ただ心配なんよ。もし治らんかったら、って。悪い結果やったら、って。不安で不安でしんどいねん。







Aが大好きで、大切やから言うてるんよ。









それだけは、分かって欲しい。」











神「休んどる間も、顔出してくれるか？





……やったら、俺も頑張る。」













『…っありがとうございます……！！

…………信じて、よかったぁ……！！』











桐「ごめんな？強く言ってもうて。」




藤「俺もごめん。…自分しか見えとらんかったわ。」




小「ほんまやで！！3人してでかい声出して！！」





神「すみませんでした笑」









のんちゃんのおかげで、楽屋がいつもの雰囲気に戻る。









明日から、Aおらんくても頑張れるかな…

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