マネージャー 無表情 それから。[WEST]

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中間side





6人が自分の考え言うてる中、俺は何も言えんかった。






……照史や流星、神ちゃんと多分しげもか？

この4人の意見も

濱ちゃんとのんちゃんの意見も







どっちも分かってまうから。


























でも、Aが俺らと笑いたい、泣きたい言うてるの聞いて、ちょっと自分が情けなくなった。











やってさ、今7人のメンバーの中で"Aのことを最優先に"話しとるやつが全員やないねん。







Aはいつでも他人を最優先にしとったんにな？









少なからず、Aに休んでほしないって思いが勝ってもうてる奴はおる。



















しゃーないねん。





そんだけAは大切な存在やから。







でもさ、大切な存在やからこそ、望みを叶えてやるんが正解なんかもな。



















重「それさ、どんくらい休むとか決まっとるん？」





ずっと黙っとったしげが口を開く。









『正確な期間はありませんが、早くて2年、遅くて……5年以上。』








桐「5年以上て…！！」











神「…治す方法も、治る期間にも正確な数字はあらへんくて、なんでそれ信じるん？



俺らの傍で今までみたいに治療するんじゃ駄目なん？





……もし休んだんが無意味で、何も変わらんかったら俺らも、A自身も傷つくんとちゃうの！？」







濱「神ちゃん、落ち着いて。」













心配なんやろな、Aのことが。





Aをちゃんと知れたから、皆これ以上傷ついて欲しくないねん。













『休む、と言っても皆さんと関われなくなる訳ではありません。

連絡も取れますし、会おうと思えば会うことだって出来ます。


…ただ、その回数が今までよりも大幅に減るだけ。







頑張るから、絶対帰ってきますから、







…私の我儘、聞いてくれませんか……！？』













…全然、我儘やないよ。

ごめんな？そんな事言わせてもうて。







あんだけ人に迷惑かけへんように、って1人で我慢しとったAが、俺らのことを信用して自分のしたいことを言うてくれた。





こんな嬉しいこと他にあらへんのにな？











中「よし、わかった。俺らも頑張るから、Aも頑張ってこい。

…全然我儘やあらへんから。


でも寂しなるから、たまには顔出してな？」

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