マネージャー 無表情 なぜ。[WEST]

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あなたside




二「いや、こっちでロケやってたんだけどマネージャーが熱出してさ、病院行ってんの。
俺は夜も仕事あるから急遽新幹線移動。」







『それは……お疲れ様です。』





二「てかさ、朝っぱらからお宅の小瀧、大変だね？相手の女もよくやるわ……」





『……お騒がせしました…。もうほんと、私のミスです……。』





二「え？なんで？マネさん何も悪くないじゃん」



悪いのは不用心な小瀧と、性格最悪な女でしょ？って、心底不思議そうにこっちを見る。









『いや、タレントの事を把握してなかったマネージャーが悪いです……。』







隣から長い溜息。
えぇぇ？なんかおかしい事言った？







二「あのさぁ、」





『…はい、』







二「別に自分責めたって起きた事は変わんないでしょ？責任感がある事はいい事だけど、少し背負い過ぎ。
俺んとこだったら、まず自分が怒られるね。ファンを不安にさせてどうするんだって。」







『……』





二「もう少し、怒ってもいいんじゃない？それも愛情だよ。」







『…はい。ありがとうございます。』





二「……ん、よろしい。
てかまだグループにマネージャー1人なの？流石に大変でしょ。あんなにうるさいのに笑」





『ふふ、一応送迎担当の者はいるんですけど、スケジュール管理などの大体の事は私がやってますね。』







二「なんで？ソロの仕事とかもあるじゃん。」





『1度、個人にマネージャーがつく、って話は出たんです。けど、メンバーが私との時間が減るん嫌やー、って駄々こねて笑
でも流石に全部1人は厳しいから、送迎、付き添いぐらいつけようって事になりまして…
本当、いつまで子供なんだって感じなんですけど笑』







去年ぐらいかな？懐かしい。

顔がいつになく真剣で断りきれなかったんだよね。
斎藤さんも呆れてたし笑





二「へぇ……愛されてんじゃん。
WESTのさ、自分達の意見をちゃんと言えるとこ、いいと思うよ。
デビューの時もそうだけど、俺らと全然違うもん。あれやりたい、これやりたい、って我儘になるのも仕事貰う1つ方法だから。

そこでマネさんが、失礼にならないか見極めてあげれば最高だね。」








『流石です……。色々、ありがとうございます。』







二「いーえ。じゃあ俺は寝るから、着いたら起こしてね。」





そう言って、二宮さんは眠りについた。

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