32 ページ32
藤井side
収録が終わって、楽屋に戻るとAがいつもみたいに仕事しとった。
いつもと少しちゃうかったのは、俺らに気づくなり全員を椅子に座らせたこと。
他のメンバーも不思議に思っとるようで、淳太に関してはなぜか不安そうな表情をしとる。
桐「なんやA、どうかしたん？」
小「え、めっちゃ気になるんやけど。」
『皆さんにご報告があります。』
報告？
『ドーム公演が決まりました。』
藤「……え？」
濱「嘘やん…！」
神「ほんま！？A嘘ついてへんよな！？」
重「嘘やったらほんまタチ悪いで笑」
『本当です。日程は、12月24・25日。所謂クリスマスです。』
まじか……。
いや、嬉しいんやけどさ、いざとなると動揺を隠しきれへんというか……
ドーム公演、てだけでもびっくりやのに、クリスマスにやれるなんて最高やん？
中「…絶対、成功させんで。」
さっきの表情とは真逆の、真剣な顔した淳太がそう呟く。
全−中「そんなん、当たり前やろ。」
『打ち合わせは、ツアーと同時進行になりますので、忙しくなります。くれぐれも体調には気をつけるように。』
しげの方をチラッとみる。
たしかにちょっとのど辛そうやったもんな。しげは気づかれてない思っとるみたいやけど。
『応募人数が一定数を超えた場合、追加公演も可能になるそうです。』
小「え！！ほんまか！！ジャス民頑張ってやー！！！！！」
桐「いや何を頑張んねん笑」
追加公演……出来ればしたいなぁ。
ドーム言うたら他とは比べもんにならんくらいでかいんやろ？
緊張するわ笑
藤「Aありがとうな。」
『いえ、私は……』
濱「俺らがいつもスムーズに仕事出来とんのも、Aちゃんのおかげやもんなぁ。」
神「Aがマネージャーやなかったら、決まってへんかもしれんしなぁ笑」
全「ほんま、ありがとう。」
Aは、無表情のまま、
『……ドーム公演、もちろんツアーも、頑張りましょう。』
って。いつも通りかい笑
まぁ、ドーム公演が成功したら、流石に無表情やなくなるやろ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1850人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翡翠(プロフ) - まさなさん» コメントありがとうございます！覚えていてもらえて嬉しいです……！！いつも楽しみに読ませていただいてます。これからも更新頑張ってください〜！ (2019年11月23日 3時) (
レス) id: cdd98bad11 (このIDを非表示/違反報告)
まさな(プロフ) - あの、イベントを開催した者です！私の作品にコメントくれてましたよね…？この作品は元々すべて読んでいたのでイベント参加していただき嬉しいです！頑張って下さい！ (2019年11月20日 20時) (レス) id: 709458c7d0 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - さーさん» コメントありがとうございます！楽しみにして頂いているなんて、とても嬉しいです……！！グダグダになってしまうかもしれませんが、私なりに頑張ろうと思います。何かご要望等ありましたらお気軽にコメント欄までお越しください！ (2019年9月5日 23時) (レス) id: cdd98bad11 (このIDを非表示/違反報告)
さー - いつも楽しみに読んでいます！応援しています！これかりも更新頑張ってください (2019年9月5日 20時) (レス) id: 716768484e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - こここさん» コメントありがとうございます！毎日楽しみにして頂けるなんて光栄です。読みづらい点も多々あるかと思いますが、これからも応援して頂けると幸いです。何かリクエスト、ご意見等ありましたら、お気軽にお申し付けください。 (2019年9月2日 17時) (レス) id: cdd98bad11 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：翡翠
| 作成日時：2019年8月29日 1時
