【名探偵コナン】死なないように、疑われないように

25話 ページ27

「………」


「………」


「………」


やだ、ヤメテ！


沈黙嫌い！！怖いし！なんなの！？



「それで？その『降谷さん』とは、誰なんです？」


「しっ、知りませんよ！あの時は酔ってたので、正直こんな事言ったなんて覚えてません！」


「じゃあ、『降谷さん』が誰なのかは知らないってこと？」


「うん！酔った勢いだと思う！」


絶対にそうだ！


実際に覚えてないし！


「でもさぁ……普通、酔ってたとしても知らない人の名前、出てこなくない？」


そうかな！？






……たしかにそうかも！



「つまり、Aさんは『降谷』という人物を知っているということです」


「あ、あれれー？どこで知ったんだろー？」




……何か今のコナン君っぽかった！？


でもコナン君はこれで誤魔化せてる訳だから私だってイケるだろ！




「そこで2つ目の気になる点。公安警察は普通、自分が公安であることを明かしません。」


うんうん、それは知ってるよ！


現に降谷さんだって誰にも明かしてないもんね。


でもコナン君は探偵だから知ってるけどね！


いいなー


私も推理できるようになりたい…



「でも、おかしいですよね。Aさんは『降谷』という人物が公安警察であることを知っていた。それなのにAさんは『降谷』という人物を知らない」


は、ははっ


何かやばくね？


結構追い詰められてるキガスル





「僕知ってるよ〜！こういうのって、"矛盾"って言うんでしょ！」





………コナン君、矛盾って言葉よく知ってたね！！



すごいすごーい(棒)

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