44話 ページ46
「今日はあの小さな探偵さんは居ないのですね」
そう言いながら月に宝石をかざすキッド。
小さな探偵さん………
ってコナン君か。
確かにコナン君居ないな。
どうしたんだろね?
そして特にキッドに用事も無い私は、なんとなーく安室さんの横顔を見る。
安室さん、捕まえないのか?
ゴリラハンドで一発だぞ。
視線に気付いた安室さんは、私を見てはにかむ。
え?
いやいや、そうじゃなくて。
「あの、キッド捕まえないんですか?」
「……はい?」
え?
あ
公安は泥棒は捕まえないのか……?
……うん、考えてみればそうよね。
馬鹿すぎて笑えるわ。
キッドも目を点にしてこっちを見ている。
なんかシュール。
3次元でこんなシュールな現場あったか?
ないでしょ!
「怪盗キッド!!」
バァン!と大きな扉の音と共に入ってきたコナン君。
なぜかいつもの効果音が聞こえてくるよ。
たぶん、今からコナン君は殺人サッカーボールでキッドを倒すと思う。
なんで知ってるかって?
超能力者だからだよ!(大嘘)
キッドは素早く宝石を投げると、夜の闇に紛れて消えていった。
「チッ」
コナン君の舌打ち!
可愛い……
あ、ちなみにキッドが投げた宝石は私がキャッチしたよ。
やったぁ、宝石触れた!
なーんか、あんまりキッドと関われなかったなー。
そうして怪盗キッドの事件は無事幕を降ろしたのであった。
…あっさりしてたなぁ。
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華美 - 神杏さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年4月14日 10時) (レス) id: 06514a18af (このIDを非表示/違反報告)
神杏(プロフ) - めっちゃおもろいです!更新まってます! (2019年4月14日 10時) (レス) id: 4cd5a25095 (このIDを非表示/違反報告)
華美 - 読者さん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!! (2019年4月9日 16時) (レス) id: 06514a18af (このIDを非表示/違反報告)
読者 - めっちゃおもしろいです!!更新待ってます^ - ^ (2019年4月9日 14時) (レス) id: 55ea5dd3ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華美 | 作成日時:2019年4月4日 20時