江戸の名探偵。

゛ ページ29

「いや、彼奴らマジで行動力ありすぎだろ。」










「酢昆布は酢をつけた昆布アル。」








「何だか………世の中色々な人がいますね。」


　


万事屋三人がダウンしている中だった。






〈〜♪……お前の母ちゃん☓☓だ！〉





新八の携帯からお通ちゃんの音楽が流れてきた。



新八は携帯を開き、中を見る。







ー非通知ー





と書かれていたが、万事屋の依頼かも知れない。

そう思い、電話に出たが………






〈よォ、万事屋、礼を言うぜェ〉
　












〈松平さん！？礼って……？〉








〈いやぁ、江戸の事件を全て解決してくれてありがとなァ…

そんじゃ、ま。〉






ピッ、と無慈悲に切られた電話に呆然とする新八。

そんな新八を怪しげな目で見る万事屋二人。





「え、何々。新八君もしかして彼女に振られたの〜〜？？」






「いや、今さっき……松平さんから電話がかかってきて…。」






「松平ァ！？あのグラサン？」




新八は青ざめた顔で頷きながら未だに言い合いになっている二人の名探偵を見る。











＿＿＿あの人達は本当の名探偵なんだなぁ……。

゛→←゛（三章続き）

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