イツメン

恋とは ページ33

テオ「今日も､じんたん超えられなかったなぁ･･･」

悔しそうなテオ。

じん「いつでも､かかってきな！」

誇らしそうなじん。

この二人ホント仲良いなぁww


テオ「じゃあな！！」

テオと唯が手を振っている。

じんA「バイバイ！！」

テオと唯､私とじんで帰る方向が違う。

A「ちょっと疲れたぁ。」

自分でも分かるほど､声はガラガラだ。

じん「歌いすぎだよw明日､大丈夫なん？」

そう言って､頭を触られる。

あれ、今ドキッてした。

気のせいかな？


じん「Aさ、テオくんと付き合ってどう？なんか恋人っぽい事した？」

テオと付き合ってから１ヶ月。

特に恋を知れた訳でもないし、逆にもっと分からなくなったかもしれない。

A「ん〜､別に何も。テオとは手繋いだ位かな。」

じん「え！？手繋いだの！？」

私は頷く。

するとじんがシュンとした顔をしながら、そうなんだと呟いた。


じん「Aは、テオくんの事好きなの？」

A「好きじゃない､好きじゃない！」

じん「･･･そう！Aも作ればいいのに､好きな人。」

少しじんの顔が､明るくなった気がする。

A「私多分出来たとしても､分かんないかも。」

何で？という表情のじん。

A「だって､好きっていう気持ちが分かんないからさw」

じんは少し考えてから､口を開いた。

じん「ん〜､好きな人を見るとドキドキしたり､モヤモヤしたり
色んな感情が溢れだしてくる､みたいな？ww」

何故かじんは､思い出を振り返るみたいに私に恋を教えた。

A「そうなんだぁ。ま、好きな人ができたらじんにも教えるからさ！」

じんの顔が一瞬強張ったように見えた。

じん「う、うん。楽しみにしてるね･･･！」

A「じゃ、バイバイ！」

じんは笑顔で私に手を振った。

そこでまた､ドキッとした。

心配→←間接キス　じん目線

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