ガチ恋6 ページ7
美月「ねぇ、A。さっきから私たちと目を合わせようとしないのは、どーしてかな?」
美月ちゃんが恐ろしく綺麗な笑顔で、私を見つめてくる。
こ、怖い((( ;゚Д゚)))ガクガク
『別に?...何も』
美月「ふーん。じゃあ私の目を見て言ってみな?」
『...ナニモナイヨ』
美月「え?何、聞こえない(^^)」
わざとらしく耳を傾ける彼女は、きっと悪魔のような表情をしているだろう。
数年間一緒にいるから分かる。彼女は私が認めるまでこのようなやり取りを繰り返すつもりだろう。
よし、ここは正直に言おう。
『えっと...話すと結構長くなるんだけど』
二人の顔が一気に明るくなる。
私は、昨日の電車のことを詳しく話す。
『...ってことなんだ』
ルカ「それ思い切り本人やないか!!」←
え?(;゜゜)
ルカ「おうおう...ええ思いしはりますなぁ、Aはん?ちなみにその駅はどこら辺なん?」
ルカちゃんが真っ黒なオーラを漂わせながら、腕を組む。
怖い((( ;゚Д゚)))ガクガク
美月「いや。決めつけるのは早いよ。本当に只の偶然で、赤の他人かもしれないし」
確かに、その可能性もあるけど...
ルカ「でもさぁ?同じ日にそんなことがあるなんて、凄くない?」
うーん。でも、背中を支えるなんて全国各地どこでもありそうだなぁ(ФωФ)
『やっぱり違うのかも。気にしすぎだね、私』
ほっと安堵すると同時に、少し残念に思う自分もいる。
やっぱり、ころんくんを推しているわけだし。
一度会ってみたい、とは思う。
美月「まぁでも、そんな漫画みたいなことがあるわけない(ヾノ・∀・`)」
ルカ「まっ!だよね!」
『だよね〜(笑)』
三人で笑いあっていると、美月ちゃんのスマホから着信音が鳴った。
美月「あ、ごめん。ちょっと失礼〜」
美月ちゃんが席を離れると、ルカちゃんが、ニヤニヤしながら、
ルカ「あれ絶対彼氏だよね〜(笑)良いなぁ、美人は」
と呟いた。
『ルカちゃんも美人だよ?』
ルカ「あはは、お世辞でも嬉しい。ありがとー♪」
お世辞なんかじゃないんだけどなぁ(-.-)
あ、美月ちゃん戻ってきた。
美月「ごめん!二人とも!今夜空いてる!?」
...え?
美月「バイト仲間の子が、今夜合コンする予定らしいんだけど、女の子が二人、急用が出来て欠席するらしくて」
え?それはつまり?
美月「代役で参加して下さい!」
Σ(゜Д゜)え!?
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怪盗N(プロフ) - すーさん» 優しい人達ばかりで嬉しいです...!光栄の極みです、少しずつ頑張っていきます! (2020年8月3日 21時) (レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗N(プロフ) - 莉乃さん» ふぁ!?有り難うございます!返信遅くなってすみません...そうですね、少しずつ頑張っていきます! (2020年8月3日 21時) (レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
すー - この小説めちゃめちゃ好みです!更新応援していますー (2020年8月3日 14時) (レス) id: 84f270c57d (このIDを非表示/違反報告)
莉乃 - この小説好きなのでこれからも頑張って下さい! (2020年5月14日 11時) (レス) id: 5e0c1666d5 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗N(プロフ) - まぬんさん» 良いですよね!分かります〜!コメントありがとうございます! (2020年4月29日 22時) (レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏音 | 作成日時:2019年8月12日 16時