ガチ恋5 ページ6
≪ほんとに支えたのは背中だけ?(笑)≫
≪怪しい〜♪≫
≪良いな〜、私も支えて欲しい!≫
次々と、コメントが画面に現れてくる。
「『はぁ!?(笑)背中だけだし!ちょっ、僕のことどう思ってんの!』」
ツッコミを入れながらも、楽しそうにしている彼の姿を見て、私は少しドキッとした。
___ん?(;´_ゝ`)ドキ?何で?
そう思いながら、私は動画を一時停止し、イヤホンをルカちゃんに返す。
『もう、大丈夫。ありがと』
ルカ「そうなの?」
不思議そうに私を見つめるルカちゃんを横目に、私は盛大なため息をついた。
もしかしたら、昨日の電車の男性が、すとぷりのころんくんかもしれない可能性ができ、私は動揺していた。
嬉しい、というよりは、恥ずかしい。
という感情が強い。
いや、リスナーとしては!!素のころんくんが見れたことは嬉しい。
でも!!でも!!ねぇ!?←
美月「A〜?さっきから百面相してて面白いんだけど(笑)」
『わあっ!?』
私が悶々と考えていると、いきなり視界に現れた美月ちゃん。
『えっ、何でいるの??』
美月「何、来ちゃ駄目なの。」
『そーゆーことでは...』
ルカ「何か暇らしいから、勝手に読んじゃった」
ごめんね☆、と手を合わせるルカちゃん。
昔からこーゆー子だと知っているので、別に何とも思わない。
すると、ルカちゃんが突然振り返り、
ルカ「ていうか、話変えるけど。さっきの、ころちゃんの話!電車の女羨ましいわ〜、どんだけ運が良いの!?宝くじ当たるより嬉しいわ!」
鬼の形相をして、どこか遠くを見つめるルカちゃんを若干引きながら、美月ちゃんが私の方へ寄ってくる。
美月「ねぇ、何あれ?」
『実は...』
何も知らない美月ちゃんに、先程までの会話のやり取りやらを説明した。
美月「へー!?そんなことがあったんだ。」
何故か目を輝かせて、ニヤニヤし始める。
美月「こりゃあれだね。【恋】の始まりだよ(笑)」
『えぇっ!?んなわけあるかーい!只の偶然だから、あれは!!』
唐突な爆弾発言に、私は思わず席から立ち上がった。
周囲からの視線が痛くなり、すぐに大人しく座った。が...
私の一瞬の動揺を。
美月ちゃんが見逃すはずがなかった。
***********
変なところで区切った..
深夜テンション恐ろしい...
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怪盗N(プロフ) - すーさん» 優しい人達ばかりで嬉しいです...!光栄の極みです、少しずつ頑張っていきます! (2020年8月3日 21時) (レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗N(プロフ) - 莉乃さん» ふぁ!?有り難うございます!返信遅くなってすみません...そうですね、少しずつ頑張っていきます! (2020年8月3日 21時) (レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
すー - この小説めちゃめちゃ好みです!更新応援していますー (2020年8月3日 14時) (レス) id: 84f270c57d (このIDを非表示/違反報告)
莉乃 - この小説好きなのでこれからも頑張って下さい! (2020年5月14日 11時) (レス) id: 5e0c1666d5 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗N(プロフ) - まぬんさん» 良いですよね!分かります〜!コメントありがとうございます! (2020年4月29日 22時) (レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏音 | 作成日時:2019年8月12日 16時