ガチ恋12 ページ13
ころんくん(と思われる人)と莉犬くん(と思われる人)と別れたあと、私はそのまま家に帰ろうと駅に向かった。
さっきまでの出来事が信じられず、何度も何度も連絡先に登録された【論さん】と【莉月くん】の文字を確認してしまう。
どど、どうしよう...!
『連絡先交換しちゃった...!!』
待ってこれは夢じゃないよね?幻でもないよね?
自分の頬をつねると、もちろん痛かった。←
ってことは...紛れもない現実、だ。
『ひゃあぁぁああ..!!』
思わず紅潮している顔を手で覆う。
ちらちらと感じる周囲の視線はスルーしておこう。←
まだ推して何日もたってないのに、早くもプライベートであろう推しに出会ってしまった。
少女漫画みたい...なんて、まるで他人事のように思えてくる。
『ルカちゃんや美月ちゃんには内緒にした方がいいのかなぁ..?う〜ん、でも...!』
ルカちゃんは同じすとぷりのさとみくん、という人が推しらしく、いつもピンク色のヘアアクセサリーや、小物をつけている。
幸せそうにすとぷりの話をするルカちゃんは、本当に可愛くて、まるで恋する乙女みたいだった。
『だからこそ言えない気がする...(;´_ゝ`)』
「〜♪♪♪」
歩きながら暫く葛藤していると、突然スマホの着信音が響いた。
画面に、論さんと書かれている。
............って、えっ!?!?(パニック)
な、何でころんくん(と思われる人)から電話が!?ちょっと待って、え!?
で、ででで、出る?出ない?ああもうどうにでもなれ!←
『....っはい、もしもし..!?』
「『あ、もしもし〜?Aちゃん?俺だよ〜オレオレ〜♪』」
『え、莉月くん...!?何で論さんのスマホから?』
「『えへへ〜ごめんね〜今一緒にバカ騒ぎしてる奴らがいるんだけどね、どーしてもAちゃんとお話したいんだって!あ、ちなみに論は今取り押さえられてるよww』」
どうやら酔っぱらっているらしく、あまり呂律がまわっていない。すると、「『おい貸せ!』」という声が聞こえてきた。
「『もしもーし。お電話代わりました百田 里見です!さとみって気軽に呼んでくださーい』」
さとみくん!?!?!?←エットナニコレドウイウコト
******
さとみくんの口調不安..そして莉犬くんのキャラ合ってるのか...
難しいところだぜ...(・ω・`=)ゞ
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怪盗N(プロフ) - すーさん» 優しい人達ばかりで嬉しいです...!光栄の極みです、少しずつ頑張っていきます! (2020年8月3日 21時) (レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗N(プロフ) - 莉乃さん» ふぁ!?有り難うございます!返信遅くなってすみません...そうですね、少しずつ頑張っていきます! (2020年8月3日 21時) (レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
すー - この小説めちゃめちゃ好みです!更新応援していますー (2020年8月3日 14時) (レス) id: 84f270c57d (このIDを非表示/違反報告)
莉乃 - この小説好きなのでこれからも頑張って下さい! (2020年5月14日 11時) (レス) id: 5e0c1666d5 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗N(プロフ) - まぬんさん» 良いですよね!分かります〜!コメントありがとうございます! (2020年4月29日 22時) (レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏音 | 作成日時:2019年8月12日 16時