ガチ恋11 ページ12
〜ころんside〜
え、と思わず声を漏らしながら顔を向ける。
するとそこには、ニヤニヤと顔を緩ませた莉犬くんが立っていた。
心なしか顔が少し赤い。こいつ絶対酔ってやがる←
『ナンパじゃないし。てか何でここにいんの』
莉「え〜?だってころちゃん遅いんだもーん。皆ちょっと心配してたよ、ナンパしてんじゃないのwって」
それ絶対心配してなくない?←
みんな僕のことどう思ってんの!?
「あ、あの...」
彼女の声にハッと我に返る。いけないいけない。
『えっとぉ〜...あ、じゃあ、お気をつけて!(?)』
これ以上彼女に迷惑をかけたくないと思い、莉犬くんを引っ張って部屋に戻ろうとした。
.....が、
莉「何で戻ろうとすんの?」
するりと交わされ、彼女の方へ駆け寄る莉犬くんを横目に、僕はため息をついた。
あーあー、どうしよっかな
莉「ねぇねぇ、君お名前は?」
「えっ!?...佐倉Aです」
佐倉A...____
そういえば彼女の名前知らなかった。知れてちょっとラッキーかも。そこは莉犬くんに感謝しよ。
莉「Aちゃんかぁ〜♪可愛い名前だね!俺は、赤崎莉月って言うんだ。ちなみに、あの人は青柳論っていうの」
いつの間にか僕たちのことまで紹介しだす。
これなーくんに怒られないかな(・ε・` )
「あ、そうなんですね!青柳さん、この間はありがとうございました」
ぺこり、と頭を下げて僕にお礼を言う。
『えっ?いやいや全然。大したことはしてないです!』
莉「えっ、何。二人とも知り合いなの!?(笑)早く言ってよー!というわけで、LI○E交換しよ!」
「『はい!?』」←
どういうわけだよ!とツッコミたくなるも、何とか抑える。
莉「早く早く〜♪あとで皆に自慢してやろー♪」
ケラケラ笑いながら彼女...Aちゃんと連絡交換し、ほら!とスマホを尽きだしてきた。
僕はその場の空気に流されながら、LI○Eを交換する。
どうしよう、ちょっと嬉しい、かも。
Aちゃんの名前が、表示される。思わず顔が緩みそうになった。
...気持ち悪いとか言わないで( ;∀;)
莉犬くん、ありがとう。
僕はその時、今までで一番莉犬くんに感謝した。
Aちゃんと別れ、みんながいる個室に戻る。と...
ジ「おせーぞォ!!」←
さ「なーにしてたんだよォ!!」←
酔っ払った皆から質問攻めにあったのは内緒で。←
******
莉犬くんのキャラ不安定...
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怪盗N(プロフ) - すーさん» 優しい人達ばかりで嬉しいです...!光栄の極みです、少しずつ頑張っていきます! (2020年8月3日 21時) (レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗N(プロフ) - 莉乃さん» ふぁ!?有り難うございます!返信遅くなってすみません...そうですね、少しずつ頑張っていきます! (2020年8月3日 21時) (レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
すー - この小説めちゃめちゃ好みです!更新応援していますー (2020年8月3日 14時) (レス) id: 84f270c57d (このIDを非表示/違反報告)
莉乃 - この小説好きなのでこれからも頑張って下さい! (2020年5月14日 11時) (レス) id: 5e0c1666d5 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗N(プロフ) - まぬんさん» 良いですよね!分かります〜!コメントありがとうございます! (2020年4月29日 22時) (レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏音 | 作成日時:2019年8月12日 16時