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side . 中間
重岡「 いっ … た 」
『 もう しげ なんか嫌い ！！！！！！ 』
神山「 っ、A ！！ 」
シゲの頬を叩き、そう言い残したAは
走って家から出ていってもうて 。
慌てて神ちゃんが追いかけるけど
叩かれた本人であるシゲは
下を向いて黙ったまんま 。
中間「 … シゲ 」
重岡「 … 」
桐山「 …… さすがに言いすぎやったんちゃうか ？ 」
小瀧「 … あれ、Aがいちばん言われたら気にするヤツなのわかってるやろ ？ 」
重岡「 … わかっとるよ、わかっとるけど、 」
藤井「 まあシゲの言いたいこともわからんことはないけど、言うていいことと悪いことはあんねんで ？ 」
みんなにそう言われ
自分が言うてもうたことの重大さに
気付いたであろうシゲは
膝を抱えて座り込んでもうて 。
と、そんなシゲに
今まで黙っとった�陲舛磴鵑�
頬を冷やすための氷を
横からそっと差し出した 。
重岡「 … はまちゃん 」
�霤帖� これで、ほっぺ冷やしや 」
重岡「 … ん 」
�霤帖� … あんな、シゲ
シゲも、Aに酷いこと言われて傷ついたと思う
でもな、Aにとって “ 女のくせに ” って言葉がどんだけ重たくて辛いモノかシゲもわかっとるやろ ？ 」
重岡「 … うん 」
�霤帖� 気付いてへんかったかもやけど、A、家から出ていくとき泣いててん 」
重岡「 … っえ 」
�霤帖� ……… 昔のこと、思い出したんちゃうかな 」
昔のこと、と言われ、頭の中に
デビューしてすぐのときのことが
蘇ってくる
………… あれは、俺でも
思い出したくない記憶 。
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作者名：こちゅん | 作成日時：2022年1月21日 20時
