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「 ──ったく、一体いつまで待たせるんだ、レイチェルさん… 」

『 まあまあ…レイチェルさんも社長秘書だし、忙しいんじゃないですか? 』




約束の時間になっても中々姿を見せないレイチェルさん。


……きっと仕事が大変なんだろう。




「 まあ、あと10分待って…、…?! 」

『 ッ警報音!! 』

「 な、何だあ? 」

「 もしかしてキッドが!! 」

「 あ、おい待てよ!! 」




突然警報音が鳴り出したかと思えば、焦って走り出してしまった新一。

そしてその新一を追うように走って行った小五郎のおじさん。


快斗がこれからどうするのかはわかんないけど、やっぱりなんだか嫌な予感がして、とっさに私も新一を追いかけた。









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表の方まで来ると、警察の人がたくさんいて。


快斗はどこだろうと思い周りを見渡していると、ふと視界に入ってきた白い何か。

そちらに顔を向けてみると、キッド姿の快斗とバッチリ目があい。




『 ……!!キッド…! 』

「 …?! 」




私を見て少し驚いたような顔をしたけど、そのあとすぐ快斗の口が動いて。




「 (し・ん・ぱ・い・す・ん・な) 」

『 …!! 』




快斗はそう言っているけど、今回は日本の警察と違っていつ拳銃を使われてもおかしくない相手。さすがにそれは私でもわかる 。


でもその後すぐ、リシさんがやって来て「 大変なことが起きた 」と新一たちを連れて行ってしまった。

だけど私は、リシさんについて行かず、快斗を追いかけることにした。

……なんだか、快斗に危険が及んでしまうような、…そんな嫌な予感がしたから。




『 ……っお願い快斗、無事でいて──!! 』





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天資浅漬け - あたりの小説ってありますよね…これ当たりだわ。神。快斗と夢主に一つ言うとすれば…末長く爆発しろ☆ (2021年7月26日 21時) (レス) id: be91a01192 (このIDを非表示/違反報告)
- 好き!!こう、あの、その…好き!!(語彙力)更新頑張ってください!応援してます! (2021年6月23日 15時) (レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
なーるー*WithU*(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください!KOCHUCHUさん!応援してます (2021年6月17日 21時) (レス) id: 02b5228d37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こーさん | 作成日時:2021年6月13日 18時

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