検索窓
今日:232 hit、昨日:939 hit、合計:367,635 hit

番外編 : 事情聴取 ページ16

.




No side




今日は、毛利探偵事務所の下にあるポアロで
毛利蘭、鈴木園子、江戸川コナンの3人は
上原Aに事情聴取を行っていた。

……ちゃっかり榎本梓も混ざっているが。




「 この前見たわよ〜?カイトくんとAが2人で登校してるとこ! 」

『 …え 』

「 カイトくん? 」

「 梓さんは知らないんですよね。

カイトくんっていうのはAの江古田の幼馴染でAの好きなひ… 『 わああああ!! 』ちょ、A?! 」

「 へ〜…私、なんとなくわかっちゃった! 」

『 梓さん?!?! 』




Aはコナンに知られないように必死だが、そのコナンは鈍感なのか、ピンとすら来ていない。

だが梓に関しては恋愛の話には鋭いので気が付いてしまったようだ。




「 …Aねーちゃん、そのカイトくんがどうかしたの? 」

『 いっ、いやいや!!快斗は全然関係ないよ!!…ほらコナンくん!!ジュース飲み終わったんなら帰らなきゃ!! 』

「 え、ちょ、わぁっ!! 」




どうしても聞かれたくないのか、コナンを無理矢理ポアロから追い出してしまったA。

…まあ仕方ないことであろう。




『 ふぅ、 』

「 それで〜?Aちゃんはカイトくんが好きなのよね? 」

『 …まあ、、…はい 』

「 この前2人でデートしてたんですよ!!渋谷で!!びっくりしました!! 」

「 え、そうなの?!ラブラブじゃない! 」

「 ですよねぇ!!しかも登校中の会話聞いてたら、Aが転びかけた所をカイトくんが助けてくれたらしいんですよ!! 」

「 きゃあああ!!♡
そんなの絶対両想いよ!!♡私が保証する! 」

『 いや…アイツ、もう1人の幼馴染が好きなんだと思うんですよね…よく夫婦喧嘩してますし… 』

「 なに言ってんのA!!
アンタとカイトくんの会話も十分夫婦だったわよ!! 」

「 幸せそーな顔してさ〜! 」

『 えぇ…笑 』




Aはまんざらでもないような表情をしているが、やはりどこか嬉しそうである。その微笑みを見た3人は




「 Aちゃんっ、、、今の表情、めちゃくちゃ可愛かったあっ、、、 」

「 ちょっとA!!今の表情カイトくんの前でやりなさい!! 」

『 え? 』

「 絶対よ!!絶対!! 」

『 え、ちょ、なんで? 』




…と、大騒ぎなのであった。





.

作戦会議→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (116 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
697人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

名無しちゃん。 - 夢主ちゃん可愛い...。更新頑張ってください! (2021年6月6日 9時) (レス) id: bb084ba885 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こーさん | 作成日時:2021年6月4日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。