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《 灰谷 side 》
黒木「どこまでついて来る気ですか。
私に何の用ですか。
私は貴方に何の用もありませんが」
灰谷「そう仰るんでしたら、
自分の後始末くらいちゃんとつけていったらどうですか。
ルトワックの父母の間で随分と噂になってましてね。
黒木先生はルトワックから生徒を引き抜くために転職したとか、
父母にリベートを要求してることがバレて、ルトワックを解雇されたとか。
折角の転職先でそんなことが知れたら、大問題になりますよ。
私も大変な迷惑をしてるんです。
いつまで私に尻拭いさせる気ですか」
黒木「尻拭い?それはありがたい。
私は頼んだ覚えはありませんがね」
灰谷「私は必ず突き止めますよ。
貴方が一体何をしようとしているのか」
黒木「そうですか。どうぞご自由に」
再び歩き出そうとした黒木先生に、
話を続けた。
灰谷「Aのことは、どうやって口説いたんですか?」
黒木「口説いた?」
灰谷「違うんですか?
ルトワックからも、僕からも、彼女を奪っておいて」
黒木「口説いたつもりはありません。
ただ貴方が、飽きられただけなのでは?
あまりしつこいと、嫌われますよ」
2話 Fin.
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紅茶(プロフ) - 埜多羅さん» 大丈夫ですよ!ありがとうございます!! (2021年12月7日 21時) (レス) id: 9cb04252fe (このIDを非表示/違反報告)
紅茶(プロフ) - なっちゃんさん» ありがとうございます〜! (2021年12月7日 21時) (レス) id: 9cb04252fe (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - ごめんなさいm(_ _)m💦間違えて1つ多くコメントが… (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - 毎日見に来てしまうくらいとても好きになりました(笑)これからも頑張ってください! (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - 毎日見に来てしまうくらいとても好きになりました(笑)頑張ってください! (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅茶 | 作成日時:2021年11月25日 0時