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橘「いいか?ここに20°と25°があるよね。
この2つをくっつけると?」
前田「そうか!
合わせて45°だから移動させたら合同な三角形が作れるんだ!」
橘「さすがだな花恋!」
授業を終えて講師室に戻ってくると、
橘先生にできる行列。
前田「そんでそんで、次なんだけど…」
橘「あぁ、待って待って!
質問は1人1問ずつ!並び直して」
前田「えぇ、私いっぱい聞きたいことあるのに、」
橘「ごめんね」
「前田さん、算数の質問なら私聞こうか?」
前田「ほんと?」
「うん、いいよ」
前田「えっとね、ここの問題なんだけど…」
前田さんに声をかけると、
橘先生に並んでいた女の子たちが、
数人寄ってきた。
佐倉「Ωクラスの子はあんなに質問に来るのに、」
桂「Rの子だーれも来ないね」
浅井「先生…佐倉先生、」
佐倉「浅井さん」
浅井「質問があるんだけど、学校の宿題でもいい?」
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前田さんが講師室を出ていき、
振り返ると、佐倉先生が何やら悩んでいたので、
コーヒーを淹れ、佐倉先生の机に置いた。
佐倉「ありがとうございます、」
桂「やっと質問に来たと思ったら、
学校の作文だったかぁ」
佐倉「しかも難しい質問でした、
Rクラスって毎年こんな感じなんですか?」
浅井さんの質問は、
将来の夢、という作文で、
何を書けばいいのか、というものだった。
桂「そうねぇ、ま、その子たちにやる気を出させるのが、
私たちの仕事ってことだけどね」
佐倉「はい、頑張ります」
森「桂先生、三輪さんのお母様がいらっしゃいました」
桂「はい、ありがとうございます」
「難しいですねぇ、」
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紅茶(プロフ) - 埜多羅さん» 大丈夫ですよ!ありがとうございます!! (2021年12月7日 21時) (レス) id: 9cb04252fe (このIDを非表示/違反報告)
紅茶(プロフ) - なっちゃんさん» ありがとうございます〜! (2021年12月7日 21時) (レス) id: 9cb04252fe (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - ごめんなさいm(_ _)m💦間違えて1つ多くコメントが… (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - 毎日見に来てしまうくらいとても好きになりました(笑)これからも頑張ってください! (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - 毎日見に来てしまうくらいとても好きになりました(笑)頑張ってください! (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅茶 | 作成日時:2021年11月25日 0時