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森「佐倉先生!片岡先生!
三浦佑星くんのお母様から正式に入塾の申し込みがありました!」


佐倉「え、本当ですか!」


森「はい!」


黒木「なにか?」


佐倉「いえ、よかったです」


黒木「よかった…その言葉は全員合格してから言ってください。
桜花の塾生を全員合格させる、それが我々の仕事です」








































「かんぱーい!」












目の前の黒木先生とグラスをコツンと合わせ、
喉にウーロン茶を流し込んだ。

本当はお酒を飲みたいところだけど、
弱いし、明日も仕事だからね。












「三浦くんのこと、よかったですね!」


黒木「ですから、よかった、という言葉は…」


「わかってますよ。でもとりあえず、ってことです!」


黒木「…そうですね」













一口ウーロン茶を飲むと、

黒木先生はネクタイを緩め、
髪を崩した。











「…」


黒木「なんですか?」


「いや…初めて見ました、オフの黒木先生」


黒木「そうですか」


「そっちの方がいいですね」













私がそう言うと、
黒木先生は少しだけ口角を上げた。

あ、笑った。












黒木「ところで」


「はい?」


黒木「灰谷先生は貴方が桜花にいることを知らなかったんですね」


「…あぁ、まぁ、」


黒木「なぜです?」


「いやまあ、大した理由はないんですけど…」


黒木「…」


「…って、そんなこと興味ないですよね?」


黒木「なくはないですよ」


「それはそれは…意外ですね」


























黒木先生と分かれ、
帰路につくと、

黒闇から現れた灰色のスーツ。











灰谷「A」


「毎日のように待ち伏せって、ルトワックは暇なんですね?」


灰谷「…教えてほしい。
どうして桜花にいるのか。

どうして置き手紙ひとつで出て行ったのか」














1話 Fin.













ーー

順位10位ありがとうございます、!!






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紅茶(プロフ) - 埜多羅さん» 大丈夫ですよ!ありがとうございます!! (2021年12月7日 21時) (レス) id: 9cb04252fe (このIDを非表示/違反報告)
紅茶(プロフ) - なっちゃんさん» ありがとうございます〜! (2021年12月7日 21時) (レス) id: 9cb04252fe (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - ごめんなさいm(_ _)m💦間違えて1つ多くコメントが… (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - 毎日見に来てしまうくらいとても好きになりました(笑)これからも頑張ってください! (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - 毎日見に来てしまうくらいとても好きになりました(笑)頑張ってください! (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅茶 | 作成日時:2021年11月25日 0時

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