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第三十七話 ページ41

A視点


?「お困りのようだなぁ」


 ...さっき私を捕まえた人...と、誰...?


?「俺は、犯罪者組織『ザアパルク』のボスだぁ!」


「ザアパリク......聞いたことない組織ですね...」


その人は一周顔を歪めた、しまった、気に障ったのか。


ボス「ま、まぁこれから有名になるんだよ!」


「あ、そーですか、頑張ってくださーい(棒)」


ボス「っ...バカにしていられるのも今のうちだぞ!俺の趣味は爪を剥がすこと!それを集めること!お前の爪も剥がしてやるよぉ」


 爪...?収集癖?


「......変態ですか?」


男「な!?ボスに向かってなんてことを言うんだあ!」


ボス「構わねえよ.........おめえ怖くないのか?」


「怖いわけないです、仲間がすぐ助けに来てくれるので」


ボス「仲間?あぁ、探偵社の連中か...」


きっと、きっと...!助けにくれてくれる。


ボス「ふっ...ざぁんねんだったなぁ!俺たちは4日に一度拠点を変えてる国際警察でも追ってこれん!」


 いや乱歩さんの超推理があれば、ヨユーだろうな。


ボス「見つけてもここを守るのは重武装の凶悪犯18人!」


 それもあの人たちのこと考えればヨユー。


ボス「監視カメラ!」


 谷崎くんの細雪あるし、ヨユー。


ボス「それに電話ひとつで新たに加入した地元の犯罪者が何十人と駆けつける!」


 えぇっと、確か賢治くんは犯罪者とも仲良かったようなぁ〜。


ボス「最後にあの扉!銀行にも使われる重鉄扉で爆弾でもびくともせん!」


 うん...だからさ、賢治くんならヨユーのよっちゃんでぶっ壊すだろうね。


ボス「とうわけだあ!助けは来なあい!」


「あーはいはいそーですかー」


ま、爪剥がされない程度に大人しくしていよう......ってはぁ?何してんの?


ボス「探偵社を倒すんだもんなぁ、これくらいはしねーと」


そう言ってその人はすっごいでかいペンチを取り出し、私の靴を脱がせた。


ボス「手を自由にするわけにはいかねえからなぁ」


そういうと靴下も脱がせ、親指の爪にペンチをかけた。


 嘘でしょ、痛いのとか超苦手です。ほんとやめて?

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水無月麗(プロフ) - MANA☆さん» ありがとうございます😭 頑張ります! (2月8日 20時) (レス) id: 2daa15024e (このIDを非表示/違反報告)
MANA☆(プロフ) - わ、和歌月ちゃんが可愛いです…応援しています!投稿頑張ってください! (2月8日 17時) (レス) id: 320ec2c20a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水無月 麗 | 作成日時:2024年1月30日 16時

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