第三十二話 ページ35
太宰さん視点
〜とある午後のうずまき〜
太宰さん「はぁー落ち着くぅー」
敦くん「ですねぇー」
太宰さん「もう動きたくないぃー」
敦くん「ですねぇー」
私と敦くんはうずまきで最高に優雅な午後を過ごしていた。
「カランカラン」
突然扉が開き、見知った者たちがゾロゾロとこちらへ向かってくる。
乱歩さん「ああ!太宰と敦くんはサボり?ずるいぞぉー」
太宰さん「やだなぁさぼりなんて、必要なのですよ休息は」
国木田さん「お前の場合は休息を取り過ぎだ!いつも休んでいるようなものじゃないか!」
太宰さん「ソンナコトナイモン...」
否定はできないかもしれないが、私だっていつもサボってばかりいるわけじゃないぞ。
「だ、太宰さんはああ見えてすごく頑張ってると思います!」
おぉ。わかっているじゃないか。
太宰さん「さすがAちゃん!わかってるね〜」
国木田さん「こいつのどこをどう見たらそういう考えに至るのだ!」
「え、えぇっと...何となく?ですよ。う〜ん...例えば、お腹の膨れ具合とか!」
えぇ、ちょっとそれっとどうなの。
国木田さん「そんなものみたって何の理由にもならん!そもそもこいつのお腹はいつだって膨れている。こうしてうずまきにずっと入り浸ってるせいでな!」
「つ、つまり!私が言いたいのはですね、お腹が膨れていれば健康な生活をできている、それはつまり仕事も順調というわけでして」
国木田さん「さっぱりわからん!」
「えぇ〜そんな...」
Aちゃん...お腹の膨れ具合は意味わかんないよ、私でもね。
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水無月麗(プロフ) - MANA☆さん» ありがとうございます😭 頑張ります! (2月8日 20時) (レス) id: 2daa15024e (このIDを非表示/違反報告)
MANA☆(プロフ) - わ、和歌月ちゃんが可愛いです…応援しています!投稿頑張ってください! (2月8日 17時) (レス) id: 320ec2c20a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月 麗 | 作成日時:2024年1月30日 16時