文スト太宰治〜君とならば生きてみてもいい〜

第二十八話 ページ31

A視点


太宰さん「よし、ってことで他の探偵社員を紹介するよ」


太宰さんがそういうと医務室のドアから何人かが入ってきた。


敦くん「中島敦です！よろしくお願いします！」


おぉ、勢いすげぇ。なんか猫っぽい。(惜しい。虎っスね)


鏡花ちゃん「泉...鏡花。よろしく...」


え、好き。え、かわよ。


賢治くん「宮沢賢治です！よろしくお願いしますっ！✨」


おぉお！裸足だあ！()


谷崎くん「や、やあ谷崎潤一郎だよ、よろしくね」


オレンジ色の髪に銀色のピン留めをして苦笑いする男の子。


ナオミちゃん「妹のナ・オ・ミ！ですわぁ！」


の腕に絡みつく(？)女の子、え、どういう状況。


国木田さん「うおっほん！国木田独歩だ、先ほどは...なんだ、見苦しいところを見せたな」


　おぉ〜なんか顔赤い、おもしろ。


太宰さん「国木ぃ〜田君は意外と演技派なんだねえ〜...俺の理想は狂わせん！この仕事を失うわけにはいかんのだあ！ってさっ！」


国木田さん「う、五月蝿い！あれはただ...！」


太宰さん「まあまあいいじゃあないか、格好良かったよ？」


国木田さん「き、貴様あ太宰！馬鹿にしているのかあ！」


なんだこいつら...。


国木田さん「ところで...俺はどんなこと言ってた」


「ん？はい？」


国木田さん「だから...ハァ、どうやらお前の異能にかかっている間の記憶がないようなのだ」


「あっ...そっか」


太宰さん「うんうん！すっごい恥ずかい国木田君がみれたし、私今日は最高に幸せだよ〜もう死んでもいい！と言うか死にたい！」


国木田さん「貴様が死にたいのはいつものことだろう！......そ、それより。恥ずかしいだと！ぐ、具体的にはどんなことを...」


太宰さん「うふふぅ〜ど〜しよ〜かな〜」


国木田さん「貴様あ！俺は真剣に聞いているのだぞ！」


こいつらうるせえ...()

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