過呼吸2 ページ17
あなた side
久しぶりにオフィスに顔を出す日。
ちょっと緊張もするけど、やっぱりみんなに会えるのは楽しみ。
ただね〜ちょっと喉に違和感があるんだよね。。
さっき拓朗の前で咳しちゃって、ほんとに大丈夫か疑われたし笑。
伊「いつも記事ありがとうね〜。どう？いろいろ笑」
『いろいろって何ですか笑。記事を書くのは楽しいですよ！』
伊「そっかそっか。まぁ記事のことはあんま心配してないけど！笑」
拓朗が別の部屋で仕事をしてて、今ここにいないからって笑
何かを聞き出されてそうな感じだけど！笑
『順調ですよ〜いろいろ笑。』
そっちが濁してくるなら、こっちだってはっきりとは言いませんよ〜笑。
どうも話を聞いていると、意外と拓朗がここで私の話をすることがあるようで、なんか照れくさい。
ちょこちょこ脱線を挟みつつ、しばらく真面目に打ち合わせをしていたんだけど…
『んん、、ｹﾎ、ｹﾞﾎ、、、ｹﾞﾎｯ』
いきなり喉が変な感じしてきて、咳が止まらなくなってきちゃった。
伊「おぉ大丈夫？体調悪かったの？川上呼んでくるから、ちょっと待ってて」
大丈夫って言いたいのに、咳が邪魔して…
伊沢さんにも迷惑かけちゃうことになるじゃん…
川「どした？大丈夫やから、ゆっくり息しよ。」
伊「なんか取ってくるものある？水とか持ってこようか。」
川「すいません、お願いしてもいいですか。」
しばらく格闘している間に、伊沢さんがいろいろ持ってきてくれて、気を遣ってか拓朗と2人にしてくれた。
川「そろそろ落ち着いてくるやろ。大丈夫やで、焦らんよ。」
声をかけながら背中をさすってくれる優しい手。
『ん、、もう大丈夫そう。ごめん。』
川「ちょっと水飲み。ゆっくりな。」
「大丈夫じゃなくなる前に言ってってゆーたやん…」
『ほんとに突然だったんだって。いつもみたいにだるいわけじゃないし…』
『こんないきなり止まらなくなったの初めて。。びっくりした…』
川「そっかそっか…。しんどかったな。打ち合わせ終わったんやろ？ちょっと休み。」
このまま使わない部屋で休ませてもらおう。
拓朗もこっちにパソコン持ってきて、一緒にいてくれるみたい。
川「もうすぐやらなあかんこと終わるから、そしたら帰ろ。送ってく。」
『うん。。ごめんね。』
川「今日そっち泊まろか？明日休みやし。」
申し訳ない気持ちもあるけど、安心感の方が大きい。
これ以上しんどくなりませんように。。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 141人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「病系」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し21886号(プロフ) - また違うお話も楽しみにしてます！ (2022年4月8日 23時) (
レス) id: 5dbbf11808 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - こうちゃんのお話も見てみたいです！！ (2022年1月23日 0時) (レス) @page25 id: c4a3ef0428 (このIDを非表示/違反報告)
みり(ФωФ) - もしよかったらまた、リクエストさせていただきます！河村さんと夢主で、夢主は妹という設定でお願いします。えっと河村さんが体調不良でそれを夢主(妹)が看病する感じです！書きにくいかもしれないので書きやすいようにして大丈夫です(^^) (2020年3月1日 22時) (レス) id: 9aa85f3228 (このIDを非表示/違反報告)
墨 - ( ´ﾟдﾟ｀)ｱﾁｬｰ早とちりでした！でもリク以外のお話も全部楽しく読ませていただいているので、これからも応援しています！ (2020年2月24日 18時) (レス) id: b7d7e49bf7 (このIDを非表示/違反報告)
みり(ФωФ) - すみません、山本ではなく山本さんと訂正させていただきます。m(__)m (2020年2月23日 20時) (レス) id: 9aa85f3228 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すずのき | 作成日時：2020年1月5日 2時
