【刀剣乱舞】桜舞う刀【刀剣女子】

桜の花びら４２枚 ページ45

久しぶりの、誰かの手作りご飯が嬉しく思い少し笑ってしまう。


燭台切さんのご飯は、少し冷めてしまっていたけどそれでも十分においしく普段少食な僕でも完食してしまった。



もちろん、鶴にぃとも一緒に食べている。


さっきまで、平野さんも居たが

「少し、主のもとに行ってきます」

と、言って部屋を出て行ってしまった
お茶を飲んでる人はいまだに、そこにいるけどね。



鶴丸「にしても、一緒に食べる光坊の飯は美味かった！」


そういいながら、鶴にぃはだらだらとしている。


怠惰だな…なんて思いながら横目で見ると目が合ってしまって、気まずくなり視線をお茶の人に移した。


名前を聞いてないことを思い出して、声をかけた



『お茶、美味しいですか？』



？「あぁ、茶は美味いぞ。

　 大包平が居ればもっとうまいと思うのだが…

　 紅鶴は、大包平を知ってるか？」


そう、少しチラッと僕の方を横目で見てからまた庭の方に視線を移し少し微笑みながら話しはじめた



『い、いえ…存じ上げないです……すいません』


そう、控えめに言うと少し可笑しなものを見たかのように笑いながら言われる


？「そう、かしこまらなくてもいい。

　 世界は広いからな、知らないこともあるだろう。

　 これから知って行けばいい、大包平というのはな＿＿＿＿



鶴丸「おっと、鶯丸。その話はあとにして、自己紹介でもしたらどうだ？」



何かから、逃げるように鶴にぃが話題を変えようとする。


その反応からして、話はかなり長いらしい。


うん、長い話は子守歌代わりになるからね☆



？「そうか、古備前の鶯丸。名前については自分でもよくわからんが、まあよろしく頼む

　 いつでも、話し相手になってくれ。大包平についてならいつでも話せるからな」



そう、少しどや顔をする鶯丸さん


お、おう…。大包平さん？とやらのファンなのか…？


そう勝手に解釈して、自分も挨拶をする


『…ぼ、僕は、鶴丸国永の妹刀とされている刀、紅鶴国永。

　戦場に出ることが多かったから、紅鶴。紅色に染まる鶴はさぞかしきれいなんでしょうね』

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