【刀剣乱舞】桜舞う刀【刀剣女子】

桜の花びら２１枚※微妙に修正 ページ22

鶴丸「…紅……？」



そう言って、声を震わせながらも俺の肩に手を乗っけてくる俺の兄…いや鶴丸国永さん。



擬音をつけるなら、パシッとでもいうべきか。



『悪い』



そう言って、俺は鶴丸さんの手を強めに払った。



怖くて、後にいる鶴丸さんの顔を見ることはできないがきっと複雑そうな顔をしているんだろう。



なんて思いながらも、俺はニンゲンに近づく。





ニンゲンは、おびえているのかわからないが少し冷や汗をかいてるようだった。



俺は、刀に手を添えキッとにらみつける。





後で、チャキッとでもいうような音がした。



きっと、俺が脱刀した瞬間に切りかかってくるだろうな。






まぁ、いいさ。



此処にいる彼らは、俺の知らない奴らなもんで。




ニンゲンとの距離が少し遠いくらいか、俺はそこで話しかけた。



『神を、従わせて楽しいか？』



ニンゲンは何にも言わず黙ってるから俺はつづけた。



『神を荒ぶらせて楽しいか？



　人の子よ。』




それでもなお黙ってるニンゲン



『神を剥がして楽しいか？』




いい加減黙っている、ニンゲンに腹が立ち俺は静かに


『失礼する』



とだけ言って、部屋を後にし懐かしい庭へと足を運んだ



審神者とすれ違いざま“忘れたなんて言わせないからな”とだけ言い残して。







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



なんてこったぁぁぁあああい！！！


意味不！ほんとに意味不！！(自分の中では理解できてるけど)



荒魂=神の荒々しい側面、荒ぶる魂
↑神様の怒った顔(簡単に言うと)


和魂=神の優しく平和的な側面
↑神様の、いつもの優しい顔(簡単に言うと)



ここでの「剥がす」という表現は普段は和魂の優しい神様を荒魂にさせるというような表現で

僕的には、優しい心を剥がし荒ぶる心をむき出しにさせるというような、意味で使いました。


ちなみに、和魂と荒魂は同じの神様でも別の神様に見えるほど変わるようです。

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