お前なんて嫌い

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Aside











「ぐぇっ」





急な体の圧迫感、え、菜央寝相悪すぎじゃん


ちょうど菜央も気づいたのか起き上がった様子、急に体が軽くなった


てか今何時なの…？


まだ眠いがとりあえず目を開ける










え








え？





「「ええ！！」」



「「あっ…」」





叫んで見つかって大ごとになったら…とお互い思ったのかどちらも口を押さえた





待って待って、なんでなんで



どうして渡辺君と同じ部屋にいるの



どうしてベッドにいるの



どうして私を見下ろしてるの



どうして上脱いでるの



渡辺「待って、パニックパニック」



「な、なんで渡辺君！？」



渡辺「お前こそなんで一緒に寝てんの」



「え、こ、この部屋誰の部屋？」



渡辺「え、俺と深澤の…じゃねえ、わ」





周りを見渡すと私と菜央の荷物で溢れている


とりあえずよかった…私が間違えたのかと思った


いや、よくない





「じゃあ、なんでここにいるの…！？」



渡辺「なんでって…俺が知りてえ」



「はあ！？意味わかんない」



渡辺「…じゃあ、ふっか達はどこいんだ？」



「……」



渡辺「……」





謎を解く答えが謎すぎて思考停止も同然








ドンドン



ドアのノックが沈黙を破った





菜央「Aー開けてー」





菜央の声だ





「渡辺君、とりあえず見えないとこいて」



渡辺「お、おう…」





先生がもし一緒にいたら困る






ガチャ





菜央「おはよ…笑」



「…ごめん、状況把握できてない」



菜央「そりゃそうだろうな」



深澤「悪いのはその中にいるやつだからさ、あと俺か」





急に出てきた深澤君





「どういうこと？」





あ"！と中から声が聞こえてきた





渡辺「おいふっか！まじでどういうことだよ！？」





深澤君の声に反応して私の後ろから現れた渡辺君





深澤/菜央「「えっ」」



渡辺「なんだよ」

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