56、免疫…？ ページ8
『…………おきた』
「おはよ」
『ん！！！！？？？？』
パチと目が自然に開いた。
酷い夢を見ていた気がするけど思いだせない。
そんなことよりもだな。
なぜ私は今、特級お姫様抱っこをされているのだろう。
私五条悟宅にいたはずなのだが、ここは外？
あれ、でも近所だ。
「君ね〜ゾンビみたいに操られてたよ」
『えっ』
「しかもね、僕の呪いの上から。いやぁ、強い！僕程じゃないけど〜！！」
『最強の余裕は違いますねぇ』
「更に、術式が特殊。呪いというより洗脳とか催眠に近いかな。」
『なるほど……？』
とにかくやばいということはわかった。
そして、五条悟に助けていただけたみたい。今度お礼しよう。
当たりを見渡すともう真っ暗でよく見えないが、人がそこそこにいる中で全身黒の男に姫抱きされてる女という光景は正しく誘拐そのものだろう。
わまりからの視線を肌で感じる。
『あの、私もう覚醒したので歩けますよ。』
「ん？ホントかなぁ？やめといた方がいいと思うよ？」
『え、なんでですか？』
「説明するよりやってみた方が早いかな…ちょっと我慢してね〜」
よいしょ、と言いながら五条先生が私を優しく地面へ下ろしてくれる。
我慢、とは？？？
そして、ゆっくり慎重に下ろしてくれた理由がわかった。
『っっ！！？』
「ほら〜」
地面に片足がついた瞬間、全身に走る寒気と嫌悪感。
なんだこれなんだこれなんだこれ！！？？
『私…呪われてる…！？』
「正確には呪いに対して体が免疫を作ろうと頑張ってるの」
『呪いに免疫とかあんの…？』
「ちょっと違うんだけどそういう事にしといて」
五条先生は説明がめんどいと言った感じで話を逸らした。
先生のくせに！！！！！
というか私今日稽古つけてもらったのにやられたってこと…？
うわっ、顔合わせられない…！！！！
『ご、ごめんなさい……こんな迷惑かけるなら、送って頂けば良かった……。』
「ほらほら、落ち込まない！そんなことより言う言葉あるでしょ」
『ありがとうございます……』
「それでいいんだよ。」
『う"ぅ、うあ、、イケメン……』
「惚れた？」
『別世界にいた時から惚れてます…』
「知ってた〜！！」
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京 - 新話だ〜！ありがとうございます！神様！(?)更新頑張ってくだせぇ！完結まで頑張ってください！ (2022年3月28日 22時) (
レス) @page48 id: 6fe2820daa (このIDを非表示/違反報告)
黒猫。(プロフ) - いつも更新お疲れ様です！楽しく拝見させて頂いてます！リクエストなのですが、高専女子でお買い物に出掛けて欲しいです！完結まで応援してます！ (2022年2月16日 20時) (レス) id: abf8c53ec1 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 呪術師の闇を見た気がする… (2022年2月12日 1時) (レス) @page41 id: fef02b0b38 (このIDを非表示/違反報告)
セル(プロフ) - 雪さん» わ〜！！！ありがとうございます(号泣) そう言っていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです！！！(´；ω；｀) (2022年2月4日 20時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 起承転結なんてなくていいです！(おい)キャラの口調も全然うまく書けてるから大丈夫だと思います！いつも楽しませてもらってます！！ (2022年2月3日 21時) (レス) @page35 id: fef02b0b38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなと | 作成日時：2021年12月31日 23時
