2じゅじゅレイヤーの私が呪術廻戦の世界に入ってしまったんだがどうしたらいい。【呪術廻戦】

82、ひとつふたつ ページ38

───
──


『可愛いかっこいい好き顔がいい背が高い存在が最強！！！！！！！！ありがとう世界！！！！』


「うーん、これは……なんでもと言ったことを後悔せざるおえない」
「なんで僕まで巻き添え食らってるのかな？？？」


『そう！！そこで！！ありがとうございます！！』


1つ目。

私がお願いしたのはおふたりで行うバスケの試合。

しかしただの試合では無いのだ。

私がストップ！と言ったところで停止してもらい、写真を撮影するというなんとも鬼畜なお願い事。


今ボールを取り合ってとてもおふたりの距離が近かったので写真を撮影したことろである。これで15枚目。


「くっ、この体制きっっつ」

「悟の手ちっっか怖っ」

『OKです！！！今同点ですよ！！頑張ってください！！』


先に10点取った方が勝ちの簡単な試合。

今９対９

いい勝負すぎて泣きそう…これが親友…泣く…。


推しがバスケしてるんですよ……？かっこよくないわけないじゃないですか……。

ちゃんとゼッケン着てるんですよ……好き……。



『あ”〜！！かっこいい！好き！！あなたのために私は生まれてきた！！！！』


「それほんと〜！！？」

「悟スキあり！」

「あ”！！」


私の意味不明な合いの手やら応援やらに気を取られているボール待ち五条さんをサッと抜く夏油さん。

その手には確実にボールが握られていた。

そして。

ガコン、と夏油さんのスリーポイントシュート。



『す、凄い……さすが……』


ぱちぱちと私がスタンディングオベーションをしておふたりの方に水を持って近ずいて行く。


するとガシリ、頭を夏油さんに鷲掴みされた。


痛い！！！

際どい写真撮ったこと怒ってる！？

それとも運動は嫌だった！？
五条さん巻き込んだこと！？


『いっ、？……っ！！？？』



「…………好きの安売りは感心しないな」

『えっと………そ……いてててて！！？！』



すみませんすみません！！とよく意味はわかっていないが私がなにかしてしまったことは明確だったので必死に謝る。

するとパッと手が離されて「2つ目は？」とニッコリ一言。







『猿呼び……お願いします』

83、買い出し〜！→←81、お願い事

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す